「二日間の恐怖のなかで」サウルの息子 mimiccuさんの映画レビュー(感想・評価)
二日間の恐怖のなかで
・死んだ息子を弔う為にアウシュビッツ収容所内で奔走する特殊任務人"ゾンダーコマンド"のユダヤ人サウル
・画面がスタンダードサイズで構成されてるが、目の前の主人公の背中に終始フォーカスしてるので極めて一人称的な視点が保たれてる
・収容され殺されるユダヤ人は「部品」と呼ばれる
・複数の言語が入り乱れる混乱の現場
・収容所に連れてこられたユダヤ人たちは、個室に集められ、衣服を取られ、殺されて、引きずられ、重ねられ、積まれ、運ばれ、焼かれ、灰になり、川に撒かれる
・川をわたる途中で担いでいた息子を離してしまう、息子を埋めることに執着する→後世にユダヤの記録を残す
・小屋で休むサウルが外を通りかかった少年に微笑むが、ドイツ兵に見つかって殺されるエンド
・詳しくは映画「灰の記憶」と書籍「私はガス室の「特殊任務」をしていた」
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