劇場公開日 2016年9月17日

「見た後、どこか優しい気持ちになれる」映画 聲の形 さとしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5見た後、どこか優しい気持ちになれる

2016年11月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

原作未読者です。
この作品は、聴覚障害の子がヒロインですが、決して障害がテーマではなく、コミュニケーションの不完全さをテーマとしているんだと思いました。
それ故、登場人物たちが何度も衝突します。途中目を背けたくなるような辛い描写もたくさんありました。しかし、誰かを悪人として描くことは決してありませんでした。みんな不器用なんです。それ故、これを乗り越えた先には救いがありました。

観終わった後、どこか人に対して優しい気持ちになれる、そんな作品でした。

さとし