チリ33人 希望の軌跡
解説
2010年8月、チリ・サンホセ鉱山で33人の作業員が坑道の崩落によって地下深くに閉じ込められ、69日後に全員が奇跡の生還を果たした実話をハリウッドが映画化。地上から700メートルも隔絶された暗闇の中で酸素も食べ物もなくなっていく極限状態に置かれながらも、決して諦めることなく生き抜こうとする作業員たちの姿をはじめ、彼らを救うべく奔走する救助チームや生還を信じて待ち続ける家族にもスポットを当て、世界中が見守った救出劇の真相を描き出す。厳しい状況下でもユーモアを忘れない主人公マリオ役をアントニオ・バンデラスが熱演するほか、共演にも「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ、「300 スリーハンドレッド」のロドリゴ・サントロら実力派が集結。「モーターサイクル・ダイアリーズ」の脚本家ホセ・リベーラが綿密な取材をもとに原案を手がけ、「ダラス・バイヤーズクラブ」のクレイグ・ボーテンが脚本に参加した。東海地方を中心に展開するシネコンのコロナシネマワールドでのみ上映される「メ~シネマ」作品として日本公開。
2015年製作/127分/G/アメリカ・チリ合作
原題または英題:The 33