「、」葛城事件 のさんの映画レビュー(感想・評価)
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新井さんの舞台挨拶に行きました。一家の家族の物語、破滅に向かっていくんだけど、誰が悪いのか分からない、正義と悪が混沌としている感じがした。たまたまひとりひとりの悪い所がぶつかってこうなったのかなって思った。新井さん演じる保はサラリーマンだったけどある時に職を失い、転落していく人生。最終的に自殺をしたんだけど、面白い話を新井さんに聞いた。【①保の子供を演じる子役は保に似たような子を抜擢した②子役に上手く演技させることが出来ず監督が子供にち○こを触らせてた(笑)③新井さんは自殺の時日本刀で首を切るというシーンを入れたかった④煙草を踏み消すシーンは2パターン撮って、ひとつは映画のカスを拾いに戻るもの、そして拾わないで立ち去るという設定も考えられていた(ちなみに新井さんだったら消した煙草をそのままポッケに突っ込むな、と言っていた)】人によって違う解釈をしてもらって構わないとの事です。重い内容ではあったがその他の要素も多く非常に楽しめる映画だと思う。演技を演技と思わせない彼らの演技力に圧倒されました。
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