「そこまで華麗でも大逆転でもない」マネー・ショート 華麗なる大逆転 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
そこまで華麗でも大逆転でもない
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サブプライムローン破綻で儲けた男たちの物語
原作本も読んだことがあるけど
難解だったので、本作のほうがわかりやすい
登場人物の名前が原作本と違う人もいた
CDSやCDOなどの難しい金融用語がたくさんでているが
途中でメタ的に解説が入る
それでも難しい感じは否めない
本作は基本的に登場人物が
独立して動いており、個々人が設けるために
CDOの保険になるCDSを購入をして
CDOが破綻をすると、儲かるという仕組みらしい
中盤で破綻に賭けた登場人物たちが
債務不履行が増えているのに
なぜ債券は上昇しているのかわからないので
ラスベガスで市場関係者に会いにいくと
関係者はみんな楽観的で、格付け会社も機能していない状況だった。
ラストは登場人物たちは賭けに勝って大金を儲けるが
湿っぽい感じであまり華麗ではない
結局、投資銀行などにまともに責任を取らせることができなかったからなのか?
ラストで「ウォール街は看板をかけ替えたCDOを売っている」
と書いているので
今も金融危機の芽が育っている?
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