「●アメリカ人てやつは。」マネー・ショート 華麗なる大逆転 うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●アメリカ人てやつは。
なかなか難解だ。とはいえ悪くない。
金融工学の突っ込んだ内容をうまく表現してる。
あまり経済用語に気を取られず観ればいいのでは。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」よりよほどいい。
「マネーボール」のマイケル・ルイスによるノンフィクション「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」が原作。
なんとなくふたつの映画の雰囲気は似てるかも。
事実を淡々と描くというか。
世界恐慌を事前に予測。
しかし自分が儲かるってことは。
良くも悪くもアメリカらしい。
膨大な損失を出して、世界経済はどこに行くのだろう。
行き着く先がTPPのような気も、しないでもない。
アメリカが売るモノなんてたかが知れてるのに。
映画には描かれてなかったけど、結局、庶民は自己防衛するしかない。
静かに進むインダストリー4.0と、里山資本主義的社会が共存ができるといいのだけれど。
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