コインロッカーの女のレビュー・感想・評価
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悲しすぎる運命。変わっていく主人公の行き着いた結末。
【賛否両論チェック】
賛:愛を知らずに裏社会を生きていた主人公が、1つの出逢いをきっかけに、良くも悪くも変わっていってしまう姿が切ない。
否:想像以上にグロシーンが多い。
他人を愛することも愛されることも知らず、常に用済みになることに怯えながら裏社会を生きてきた主人公が、1人の青年との出逢いをきっかけに、少しずつ変わっていく姿が、とても切なく映ります。
そしてその変化が、決して良いことばかりではなく、主人公の大切なものまでも奪っていってしまう様子に、運命の過酷さも感じられます。
グロシーンが思いのほか多いので、その点だけご注意を。儚すぎる運命の行く末に注目です。
「メモリーズ 追憶の剣」のキム・ゴウンと「10人の泥棒たち」のキム...
「メモリーズ 追憶の剣」のキム・ゴウンと「10人の泥棒たち」のキム・ヘスが主演を務め、韓国・仁川の暗黒街で生きる女たちの愛憎を描いたサスペンスドラマ。生まれた直後に地下鉄のコインロッカーに捨てられた女の子の赤ん坊。イリョンと名づけられた彼女は、仁川のチャイナタウンで闇貸金業を営む「母さん」に育てられる。やがて成長し組織の一員として働くようになったイリョンは、一切の感情を捨てて命令を忠実に実行するだけの日々を送っていた。そんなある日、父の借金を背負わされた青年ソッキョンの元へ取り立てに行ったイリョンは、不幸な身の上でも前向きに生きようとするソッキョンに惹かれてしまう。「サイコメトリー 残留思念」の脚本家ハン・ジュニが監督・脚本。2015年・第16回東京フィルメックスのコンペティション部門出品。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」で劇場公開。
コインロッカーの女
2015/韓国
配給:「コインロッカーの女」上映委員会
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