コインロッカーの女

劇場公開日:2016年2月16日

解説・あらすじ

「メモリーズ 追憶の剣」のキム・ゴウンと「10人の泥棒たち」のキム・ヘスが主演を務め、韓国・仁川の暗黒街で生きる女たちの愛憎を描いたサスペンスドラマ。生まれた直後に地下鉄のコインロッカーに捨てられた女の子の赤ん坊。イリョンと名づけられた彼女は、仁川のチャイナタウンで闇貸金業を営む「母さん」に育てられる。やがて成長し組織の一員として働くようになったイリョンは、一切の感情を捨てて命令を忠実に実行するだけの日々を送っていた。そんなある日、父の借金を背負わされた青年ソッキョンの元へ取り立てに行ったイリョンは、不幸な身の上でも前向きに生きようとするソッキョンに惹かれてしまう。「サイコメトリー 残留思念」の脚本家ハン・ジュニが監督・脚本。2015年・第16回東京フィルメックスのコンペティション部門出品。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」で劇場公開。

2015年製作/111分/韓国
原題または英題:Coin Locker Girl
配給:「コインロッカーの女」上映委員会
劇場公開日:2016年2月16日

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映画レビュー

4.0 圧倒的な2人の女優の存在感。 迫力あるそして切ない作品。とんでもな...

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

圧倒的な2人の女優の存在感。
迫力あるそして切ない作品。とんでもなく重い。パクボゴム…
そして闇は繰り返される。
素晴らしい作品でした。

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はむひろみ

1.0 2点

2025年9月4日
PCから投稿
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ま

3.0 女優魂

2025年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

主演の女優2人の迫力には確かに圧倒された。日本の女優さんがここまでできるかと思うほど徹底していた。
でも、キム・ヘスさんの役は「私、女優魂見せてます」のような感じがして少し苦手。
映画も殺人、タバコ、薬のオンパレードで後味が悪かった。

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lemonbeck

4.0 【戸籍無き子供達を借金取り立てに使っていた“母さん”がコインロッカー番号“10”の名を持つ娘に一目置いていた訳。今作は、若きキム・ゴウンとキム・ヘスの愛憎の演技が物凄い作品なのである。】

2025年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

■地下鉄のコインロッカー10番に捨てられていたイリョン(キム・ゴウン)。闇金業を営む“母さん”(キム・ヘス)に育てられた彼女は、生きるために“母さんのどんな指示でもするようになる。
 ある日、父親の借金を背負う料理人の青年のパク・ソッキュンのもとを取り立てで訪れた彼女は、彼の優しさに心惹かれてしまう。

◆感想<Caution!内容にやや触れています。>

・最近、映画館で映画を観る前に流れる予告編で、キム・ゴウンさん主演の6月公開の映画が物凄い数が映し出される。
 40回位見たであろうか。お陰で、苦手な韓国語なのに、キム・ゴウンさんの台詞がチョビッと言えるようになってしまったぞ。
 と言う訳で、少し前からパブロフの犬のようにキム・ゴウンさん出演映画を観ているのである。

・今作は、地下鉄のコインロッカー10番に捨てられていたイリョンを演じるキム・ゴウンさんの前半は、笑顔無き演技と闇金業を営む“母さん”を演じる名女優キム・ヘスさんとの愛憎が物凄い作品である。

・勿論、”母さん”の多数の子供達のキャラも立っていて、細かい突っ込み処はあるが、流石韓国映画には参るよなあ、と思いながら鑑賞したモノである。

・”母さん”も自分の母を殺していた事をイリョンの前で告白するシーンで、酒を韓国風に指でピピっと撒くシーンからの、イリョンがパク・ソッキュンの復讐のために”母さん”を刺した時に、”母さん”がポケットから取り出した地下鉄のコインロッカー10番の鍵。
 そして、ソファーに座って”母さん”を弔う線香の前で、酒を韓国風に指でピピっと撒くシーンは、構成が抜群に巧いなあ、と唸ったのである。

<今作を観ると、ヤッパリ韓国ノワール映画の凄さを再認識するし(というか、三晩に一遍は再認識している気がする。)若手の名女優になりつつある、キム・ゴウンさんはスンゴイ若き時から、凄い女優さんだったのだと思わされる作品なのである。>

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NOBU