あやしい彼女のレビュー・感想・評価
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ちょっと負けてるな・・・
確かに良かった。
しかし、韓国版には負けてるな・・・・。
絶対、韓国版を観ることをお勧めします!!
多部ちゃんは確かに良かった。
でも負けてる・・・
登場人物数も削減していて、それもその一因ですね。
やっぱり、ちょっと長いのも原因。
最後の歌のシーンで他のチームが映り過ぎ。何なんだ彼らは?
でも、十分面白くて泣けます。
4点には少し足りないかな
笑って泣ける!多部ちゃん歌うま!
自分の人生を大切に生きなきゃ!と思ってしまう。シリアスなシーンもあるけど、笑えるシーンもあって飽きない!!多部未華子の歌声には度肝を抜かれる。あの美声は是非劇場で聞いて欲しい!!
オードリーか、多部ちゃんか、それが問題だ
さて、いま劇場にいらっしゃる、シニアの皆様。そこのあなたですよ、あなた。
もし”映画の魔法”を「あなた自身に掛けることができる」としたらどうされますか?
1つの思考実験ですね。
仮にですよ……
もし仮に、あなたが「多部未華子」のルックスと、その「はち切れんばかりの若さ」を手に入れられるとしたら……。
”イマジン”してみてください。
あなたは何をしますか?
本作はそういう映画なのです。
そんな「夢みたいなアホなこと」を”抜け抜けと”やってのけた作品なのです。
その思い切った脚本と、キレのいい演出で楽しませてくれます。
主人公は倍賞美津子さん演じる、瀬山カツさん。
イマドキの高齢者は、なんでこうも元気なんでしょうね?
カツおばあちゃんも、普段からMAXハイテンションです。
ちなみに御歳、73歳。
この人がある日、ちょっとレトロで、お洒落な写真館を見つけます。
その表に飾ってあったのが、あのオードリー・ヘプバーン様。
映画と言う芸術における、まさに”王女様”と言ってもいいですね。
カツおばあちゃんは、かつてオードリー主演の「ローマの休日」を観たことでしょう。
そして、どんなに、どんなに、オードリーに憧れたことでしょう。
カツおばあちゃん、ついフラフラと写真館に入ってしまいます。
「いらっしゃいませ」
と100万ドルの笑顔で出迎えてくれる店主。
これが「ぬっくん」こと、温水洋一さんなんですね。
この辺りのキャスティングもいいですね。
そして運命のシャッターが切られました。
パシャ!!
その時、まさに「映画の魔法」が、御歳、73歳のカツおばあちゃんに掛かってしまったのです。
彼女はなんと、20代の若さに戻ってしまいました。
……と、まあ、ここまでは、いわゆる「前フリ」ですな。
はて? いつもは痛い肩も、腰も、膝も、全然だいじょうぶ。
なんだこりゃ?
カツおばあちゃん、びっくり。
「体が軽いよ~、動くんだヨォォ~!」
もう、こうなったら、やりたい事、全部やり倒してやる!
まずは、このチリチリのオバはんパーマ。
この髪型をなんとかしよう。
二十歳に若返ったカツおばあちゃん。
いや、今や「カツお嬢さま」は、美容室に髪をカットしに行くんですね。
映画好きなら分かるでしょ?
オードリー・ヘップバーン演じる王女様が、お城を抜け出し、こっそり街へ抜け出しましたね。
あこがれていた「ふつうの一般人」
街をぶらついてローマ観光。
美容師に髪を切ってもらう、あの名シーンの再現です。
「ローマの休日」のアン王女様は、ロングヘアが、あまりお好みではありませんでした。
いちどは思いきって、髪を短くしてみたかったのです。
街を散策中、見つけたのが「美容室」
ちょっとオネエっぽい美容師が、
「こんなキレイなお髪、本当に、ほんとうに、バッサリやっちゃって、よろしいのネ?」
と冷や汗をかきながら、美しいロングヘアーを
「OFF! OFF! バッサリ!!」と切り落としていくシーン。
オールドな映画ファンにとっては、もう胸が「キュンキュン」します。
その結果……。
オードリーのショートヘアーは、世界中の女性たちを虜にしました。
世界中の女性が、オードリーの髪型を真似しました。
本作でも、なんと多部未華子バージョンの「オードリー・ショートヘア」が見られるわけです。
多部ちゃんのファンとしては、これはもう、涙ものでしょう。
さて、カツおばあちゃん(いや、今やお嬢さん)には、幸恵(小林聡美)という娘がいます。
雑誌の編集やってます。仕事をバリバリやりすぎたのか、夫と別れ、シングルマザーです。
息子の「翼」(北村匠海)は、あんまり才能もないのに、バンドをやっている。
母の幸恵にとっては、我が子の将来が心配。
でも翼くん。そんな母に向かって
「はぁ? シゴト? ん~、俺、やっぱ、バンドで生きていくから」
なんて夢みたいなことをほざいております。
さて、カツおばあちゃんです。
髪を切り、オードリー・ヘップバーンか? はたまた、多部未華子か? というルックスを手に入れました。
幼なじみの風呂屋の次郎さん(志賀廣太郎)の所へ、偽名を使って転がり込みます。
苦し紛れに考えた名前が「大鳥節子」(オードリーと原節子の合体?!)
この次郎おじいちゃん、若い(若く見える)節子さんを気に入って、風呂屋の二階に居候させることにします。
そんなある日のこと、商店街の「のど自慢大会」が開かれました。
次郎さんは、幼なじみとも知らないで、節子さんを、のど自慢大会に連れて行きます。
カツおばあちゃん、若返って青春を取り戻した気分です。
おもわずステージに上がり、懐かしの昭和歌謡を大熱唱。
その歌声を偶然聞いていたのが、音楽プロデューサーの小林拓人(要潤)。
高学歴、高身長、高収入
全部揃った音楽プロデューサー。
しかもイケメン。これはいけませんねぇ~。
何か危ない雰囲気がしますねぇ~。
映画のその後が気になります。
このイケメン音楽プロデューサー、若くて魅力的な「節子ちゃん」が大いに気に入りました。
「存在感が素晴らしい! しかも歌がいい! これは売れる!!」と踏んだのです。
そこでカツさん、孫の翼くんたちと一緒にバンドを組み、デビューしよう、と言うお話になります。
まぁそんな訳でして、本作では多部未華子が「歌う!唄う!唱う!」
もう、たっぷりと楽しめますよ。
ロックバンドのボーカルとしての多部ちゃん。
昭和歌謡まで熱唱しちゃう多部ちゃん。
劇中歌をプロデュースしているのは小林武史さんです。
「Mr・Children」をデビューさせた人です。サザンオールスターズ、桑田佳祐さんとも関係が深い大ヒットメーカーですね。
こうなったら、多部ちゃん、デビューしちゃう?
さて本作は、オードリー・ヘップバーンという、世界的アイドル女優(もちろん実力も折紙つき)への敬愛の念が、たっぷり詰まった作品となりました。
もしあなたが「ローマの休日」という映画が好き、
あるいはバンドや、歌謡曲など、音楽がだい好き。
なにより多部未華子ちゃんが大好き!
ならば、迷わず、映画館へ直行しなさい!!
損はしません。
エンターテイメント作品として、相当、満足度高いです。
何よりこの映画が「いいな」と僕が思う理由は、
「映画って、やっぱり魔法なんだ」ということです。
映画というのは、ほんの束の間、夢見るファンタジーでいいのだ、という事を再確認させてくれます。
本作に限らず、フィクションとは「大嘘」です。
「うそ」丸出しです。
でも、その嘘が、とびきり魅力的な世界を広げてくれるのだったら……。
スクリーンで、でっかい大嘘をついても「イイんです!」
その割り切り、開き直り。
本作の「キレの良さ」はそこから生まれたのでしょう。
久々に、映画館で楽しいひと時を過ごせました
多部ちゃんファンなら、間違いなくオススメです。
多部未華子さんの代表作!
役者さん、皆さん良かったですが、とりわけ主役の多部未華子さんの存在感・演技力・歌声・歌声を越えて意思を伝えようとする力がすばらしい!!!
歌のウマさってカラオケで満点取ることじゃない、歌の心が伝わって初めて聴衆は感動する。多部ちゃんが歌うすべての場面でその本質がよぉくわかりました。
観終わってからというもの「帰り道」を毎日リピートして「あやしい彼女」の世界に浸っております。
求む、腕のいいオヤジ
私も、特殊な交渉術を用いてタイムスクー…じゃなくて、身体だけタイムスリップして、恥ずかしい過去を、編集したいものです。ただ、そのためには、どう齢を重ねるかが、重要みたいですね。愚痴ばかりこぼす年寄りになるのか、こぼれた愚痴を受けとめて、ねぎらう年寄りになるかは、その人次第でしょうか?。悲しくて、やりきれない日々が、人を、強く、優しく、そして厚かましくしてくれるなら、無駄ではないようです。ついでに、万病に効くツボまで、マスターできたら、完璧ですね。
劇場で観て損は無し!!
多部未華子さんが好きなので、とりあえず鑑賞。
という軽い気持ちで観に行ったけど、素直に笑えて泣けて大満足。
それに何と言っても多部未華子さん、こんなに歌が上手いなんてビックリ!!
この映画を観るまで昭和歌謡なんて全く興味が無かったのに、多部未華子さんが歌うとその歌詞が心にストレートに響いて染みる染みる。
歌手デビューして欲しいくらい。。。
なので、多部未華子さんが歌ってる曲が3曲しか無いけど、他では聴けないからサントラ購入。
衣装も似合い過ぎるくらい似合ってるし、まさに多部未華子さんあっての映画という感じ。
ラス前、小林聡美さんと和解するシーンでは涙をこらえることが出来ず、バッグからハンカチ取り出してる間に涙がポロリと滴り落ちてしまったので、油断しないでハンカチを手に握ってから観ることをオススメします。
楽しい
良い話であった。
オリジナルを見逃していたので、それも功を奏したのかもしれない。
必死に生き抜いてきた女性の強さなのかと潔さなのか…彼女は一度も状況に愚痴りはしなかった。
今の自分が置かれた世界を何とか変えようと、ただただ努力していた。
何をするにも簡単な事など一つもない。
そう思えた。
多部さんは、ちょと盛りすぎかとも思うのだが…共演者のファインプレーにもより、ちゃんと73歳のおばあちゃんに見えたから、この作品をより楽しめたと思う。
泣けたし、笑えた。
良い作品であった。
作中に「良い歌は何十年経っても心に響くんだよ」って台詞があった。
知らない曲も知ってる曲もあったけど、劇中に流れた曲はどれも僕の心に届いた。
楽しくなり、哀しくなり、優しくなり…。
その違和感の無さも多部さんの力にもよるものだろうと感嘆した。
日本版
韓国版を劇場観賞してサントラ購入。多部未華子は歌も演技も素晴らしく他の役者さんもいい味出しているのに、脚本と演出でマイナス。韓国版のインパクトがなくて悲しい。
多部未華子の歌だけのサントラ欲しい。
う~ん・・・悪くない。
我々昭和40年代を生きた者にとっても、昭和と現代を、唄という媒介で、うまくつなげた何とも言えない情緒が伝わってきて、心に残った。
この主人公を、可愛らしく、マンガ的に(そして少々奇怪に)、その実、人間味を含ませ演じ切った多部未華子さんがやはりすごい。この役を演じられるのは、彼女以外に思い浮かばない。
親子愛
想像を遥かに超えて面白かった。若返り、音楽、恋愛、人生の後悔など色々な要素がありますが、軸は親子愛だと思います。親子愛的なモノに弱い人は来ると思います。気付いたら最後大粒の涙出てます。迷ってたら絶対見るべき。
全年齢推奨
失礼ながら、“そんなに期待せず”(←あやしい彼女の感想でよく見かける)鑑賞したんですが、“大号泣”(←そしてこれも、よく見かける)。
主演の多部さんの力量に脱帽。
若い女性が無理をして演じている感じが無く、本当に「カツさん」が透けて見えるようでした。
終盤、母親の若い頃の苦労を知った娘との対面。
それでも最後「何度人生をやり直しても私はこの人生を選ぶ」という母から娘への言葉に涙。
しんみりしすぎない大オチも良かった。
あの後、次郎さんはどうしたのかなぁと思いを馳せる。きっと若い頃に経験できなかった青春を少しのあいだ謳歌して、やっぱり娘さんの待つ銭湯に帰ったんでしょうね。献血をして(笑)。
ただ一点、序盤の冗長さだけが少し残念。
それでも、シニア層から若い人まで、全ての世代が楽しめる作品だと思います。
選曲の妙。
素直に面白かった。
母娘を演じた3人の女優陣の好演。
特に多部さんと小林さんの
あの場面のやりとりは
あり得ない設定なのに、
母娘の気持ちが
通じ合うシーンとして
感動的でした。
そして、昭和の名曲の数々が
劇中で演奏されていたこと。
多部さん自身の歌う
「悲しくてやりきれない」は
主人公の人生の
回想シーンと相まって
心に染み入るものでした。
多部さんはこの作品で
コメディエンヌとしての
立ち位置が確立したのでは!
と思いました。
嗚咽する位
泣けました〜、久しぶりにいい映画見ました。ところどころでは嗚咽する位に感涙しました。
多部未華子さんも配役良かったけど、井上真央さんが演じてもはまったかなと思いました。倍賞さんはさすがの存在感!
多部ちゃん可愛い過ぎ!
この映画見て多部未華子ファンになった人も多く居るかも、たしかに大変面白かった、笑いあり泣きもあり
放映中にも笑い出す人もいました。
初日の朝一番に見に行く程の多部未華子ファンです。
でも星五つにしなかった理由は最近
2014年度版のテレビドラマを見てしまったせいです、
題名は 僕の居た時間 です、ファンになった方は是非とも見て欲しい作品です、レンタルビデオ屋さんには
なかなか置いて居ませんが
ネットレンタルなら借りる事が出来ます、こんな関係無い事を書いていると削除されるかも知れませんが
史上最高の作品ですので 是非とも見て欲しいです、人生が変わる程感動します。
印象的な歌唱シーン
主演である多部未華子の歌唱力、演技力に魅せられた。彼女が楽しそうに歌う姿。涙を流しながら歌う姿。何度でも思い出してしまう。
そしてもちろん、脇を固めるベテラン役者たちがいい。
とてもすきな作品だ。
もう少し年を重ねてから観ると、また違った印象になるのかもしれないな、と感じた。
多部未華子◎
もしも・・・を具体化したファンタジー。
伏線や小ネタを効かせた脚本が良い。
おばあちゃんに起きた奇跡。そして巻き起こる騒動を面白可笑しく、そして
ホロリとさせる場面を随所に盛り込みながら描いていて飽きさせない。
二時間を超える映画だが、全く長いと感じなかった。
多部未華子が適役。共演者もそれぞれ良かった。
昭和の歌謡曲を歌う場面が新鮮に感じられたし心に響いた。
終盤の急展開には違和感があったが、それ以外ほとんど減点材料が無い。
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