劇場公開日 2016年4月1日

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「多部未華子が可愛い」あやしい彼女 ししまるさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0多部未華子が可愛い

2022年2月18日
iPhoneアプリから投稿

多部未華子のノスタルジーを感じさせるファッションがものすごく似合っていて、ぷっくりしたほっぺにシュッとした顎のラインに若さを感じて、大ぶりのイヤリングも似合っていて、キュートでたまらなかった。

ストーリー自体はコメディの中に胸をギュッと掴まれるような流れがあり、家族の中の在り方によってその受け取り方は異なるのかなと思った。

私は苦労ばかりしてきた自分の母親がある日突然体力のある若い自分に戻ったら、何をしたいと考えたり言ったりするかなと、映画を観ながらぼーっと考えてみて、みんな必死に生きてきても人生の時間を取り戻せないことに当たり前のことだけれど涙が出た。

悲しくてやり切れないのフォーククルセダーズの歌は、多部未華子の透き通るような声で前よりこの曲好きって友達に言いやすくなった。あのシーンだけを切り取って延々と流していたいくらい心地いい歌声。

バックに流れる音楽にはジャズだった。かっちゃんやジロウの若い頃はやっぱりジャズだったのかな。

そしてローマの休日。観たことない人は少なそうだけど、あやしい彼女を観るには必要な知識だった。そしてもう一度みなおしたくなった。「皇女様も人生は休日って割り切ったんだから」って、言葉にするとあの映画はそういうことになるのかな?それとも娘をなぐさめるために出て来たことばなのかな。

唯一キャラの中で嫌だったのはプロデューサーが気持ち悪かった。

翼の部屋からは東京タワーとスカイツリーと両方見れるという羨ましい部屋で、、、思い出しても本当に羨ましい部屋。

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ししまる