「多部未華子さんのババくささ!」あやしい彼女 Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
多部未華子さんのババくささ!
憎まれ口を叩く故にみんなから煙たがられていた主人公のおばあさん。
いつでもずっと自分の娘と孫の自慢をしていて、いつも自分以外の話ばかりで、自分の話をもっとたくさん、自分のための時間をもっとたくさん使って欲しいという娘の気持ちとで、おばあさんと、その娘は言い合いになり、おばあさんは家出をしてしまいます。
夜遅くに、一軒だけやっていた写真館を見つけ、夫を早くに亡くしたため、子供を育てるために時間とお金を費やし、自分の時間はほぼなかったおばあさん。
はじめて、写真館で写真を撮ることにうきうきし、写真を撮ってもらいます。
そこからお話はスタートします。
店を出て歩いていると突然後ろからひったくりが来て、カバンを盗まれてしまいますが
引くほど足が速くなっています。
犯人を捕まえて、犯人のヘルメットの反射から写る自分の顔を見て、若返っていることに気づき、大慌て。
お話としては自分が若い頃にできなかったことを、若返ったおばあさんが自分のしたいことをしていくストーリーです。
まさかバンド組んでフェス出るんだ!とか思いました。
まだデビュー前で、初めてのフェス出演なのに、いる客がもう全員ファンみたいな反応だったのがあり得なくてちょっと笑いました。
怪我をすると、その怪我して血が出た部分から若返りが戻って元の姿になっていくことが怪我をした時にわかります。
大事な大事なフェスの始まる手前で事後にあい、血塗れで登場した孫に、同じ血液が自分しか近くにいないから全て輸血してあげます。
そうしたら自分は元の姿に戻っちゃうけど、おばあさんはそうしました。
わたしはここで、血を上げてそのまま元の姿に戻るではなく、死んでしまうんだと思っていたら、そのあと、一年後の孫の大きなライブで、おばあさんがしっかり客席でリハーサルを見てました。
なんか、平和なほっこりな話でした。
タイムトラベルとはまた違った、若返りなお話でした。
魔法の世界のお話でした。
多部未華子さんがほんとにばばくさい感じが出てていいねってなりました!笑
若い頃の北村匠海くんのかっこよさが炸裂していたのと、オーディションに、見たことあるシルエットが見切れてるなと思ったら、生ハムと焼うどんで爆笑しました。