「多部さん、最高です」あやしい彼女 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
多部さん、最高です
多部さん、最高です。これは、拾いもの。
昭和歌謡も見直しました。
正直、ばあさんじいさんばかり出てくる冒頭の30分くらいは、退屈だった。それがあってこその本編の面白さなんだけどね。そういう作りも昭和の映画っぽいわけかな。多部さんのコメント「倍賞さんの変なアドリブステップを見て、これは絶対に真似しよう」を事前に聞いていたので、変なステップを楽しめたおかげで退屈が減ってよかった。
本編では、デパートで出会った、大泣きする子をあやしきれず、怒り散らしている女性に、多部さん(中身はおばあちゃん)が「よしよし」と声をかけるシーン! 全ての人に観てほしい! 声をかける内容も最高だし、ホントに多部さんの中におばあちゃんがいるみたい!
泣きの瞬間的な深さでは、観た映画史上、三本の指に入るかもしれない。
今日も泣いてる赤ん坊の声を近くに聞きながら、「泣かせてんじゃねーよ」と心の中で毒づいている俺、映画を思い出して、今から深く反省します!!
倍賞さん、小林さん、要さんといった周囲も頼りになっているわけだけど、基本的にはずっと多部さん見てたって映画だなぁ。たしかにローマの休日だ。あのときのオードリーヘップバーンだ。
ところで、あれ、金井克子だったのか。まさに昭和後半のバタ臭さだなぁ。
無関心••••5好 俳優(多部さん) 青春
並••3••凄
無•••4•涙/無1••••固ゆで
無•2•••社会派/大衆•2•••狂信
最高/紹介
俺の満足度 80点
作品賞可能性 10%
共感&コメントありがとうございます。
多部未華子の持ち味が存分に活かされた作品でしたね。
彼女が、あんなに歌が上手いとは全く知りませんでした。
本作のような、彼女の持ち味を活かした作品、また、観たいです。
では、また共感作で。
ー以上ー