無限の住人のレビュー・感想・評価
全287件中、81~100件目を表示
面白い!300人対1人というキャッチコピーに釣られた
事前知識はキムタク主演だけ、原作、キャスト、スタッフ知らず300人対1人というキャッチコピーに釣られて観てきました
実際に300人対1人なんて成り立たないのでツッコミどころ満載なのですが原作はコミックという事でスルー出来れば、これはこれで面白い!
キャスト陣の演技も良く中でも海老蔵とキムタクの演技は良かったと思います。
約2時間、最後まで楽しく鑑賞出来ました。
杉咲花に敬礼!
小さい身体なのになんと堂々とした佇まい。『湯を沸かすほどに熱い愛』のときは突かれたネコのような声だったのがここでは一変、腹の底から突き出てくるような太くて通る声で、ものすごい人数のエキストラを恫喝していた。肝の座り方が半端ではない。とても先行き楽しみ。
三池崇史監督は『十三人の刺客』の時のような大殺陣でキムタクをパブリックイメージの呪縛から解き放ってやろうと目論んだのか、かなり気合の入った出来栄え。敵役の市川海老蔵、戸田恵梨香、満島真之介、北村一輝、市原隼人が絶妙。中でも市原隼人のなりきり度が純度高く、もう少し出番あっても良かった。戸田恵梨香も殺陣がそれなりに強そうに見えてしまう。
キムタクはもう「頑張ったね、お疲れさん!」という感じ。コレ褒めてる。
割り食ったのは福士蒼汰。仮面ライダー出身だし、アクションもこなす役者なんだが、ちょっとスマートすぎたような。
でも、この映画は、良い。
原作を知ってもらうきっかと考えればありかも?
三池監督作品全般に言えることですが、原作からの実写化の場合、
基本設定やキャラクター、世界観を使った別もの作品として観るべき。
無限の住人の場合、主人公「万次」は本来はコミカルなキャラ。
終始シリアスではない。
それと殺陣なども動きがどうも…
るろ剣を例としてあげてる人もいるけど、原作ではありえない殺陣(刀の逆手持ち、合気道を利用した行動など)もあり、
ワイヤーアクション特有の変な動きなどなど…
「どろろ」の妻夫木聡さんの時もそう。
時代劇でもアクションが加わったものはどうしても動きがおかしいものが出てくる。
これなら日曜朝の特撮ものの方がまだまし。
全体的な作りとしては、世界観などはわかると思うが、
るろうにでも何でもそうだが、原作設定を使ったまま2時間枠で納める為に凝縮しすぎ。
演者のファン達は純粋に楽しめるのかもしれないが、
原作ファンやどういう映画だろう?と思って観る人からするといまいちかも…
そもそも実写化するなら、海外映画と違い、予算も技術もたいしたことないんだから、世界観、設定、キャラなどを使い、オリジナルストーリーにした方がまだまし。
テラフォーマズ、進撃の巨人を見てもわかる通り、いまいちレベルが高すぎる。(ドラゴンボールよりはまし)
るろうにも原作ファンからすると「………(・д・)」が多いはず。
最初のは詰め込みすぎ、京都大火編2部もなんだかなぁ…という感じ。
原作ありきの作品で実写化が成功したのはデスノートくらいだと思う。
実写化映画をもとに、原作を知ってもらうきっかけにはなるだろうけど、原作をそのまま実写化するのは間違っている。(邦画の場合)
長々と書いてしまいましたが…
いつも通りの邦画アクション映画といった感じでしょうか。
思い切ったなぁと。
原作は知らないが、木村拓哉の話し方や雰囲気がまさにドラマの時と変わらずで、恐らく原作好きな輩にとっては不評なのでは(想像ですが)。それほどまでに、最初から最後までキムタクであった。愚痴なんか言うとこは、まんまであった。三池さんも思い切った事したなぁと。
娯楽チャンバラとしては十分楽しめる作品。言う程、グロくも残酷でも無いし、不死を扱う割に、オカルトな感じもしない。最初から最後まで、失速せずにグイグイくる展開には好感もてる。が、ストーリー自体は少し幼稚で甘いかな。
正直、ヒロインと敵ボス(福士蒼汰)の存在感とパンチ力は物足りない。もっとエグい演技が出来る人を持ってくるべきでは?海老蔵をボスに持ってくるとまた変わったかも。まわりが弱い故に、キムタクの存在感が光る光る。
いやぁ、間違い無く木村拓哉の為に作られた映画だな、こりゃ。
抜群でした
見たい
最高でした。
感動した
キムタクいいじゃない、さすが三池監督
不死身の万次の痛みがリアル
ギネスブックものかも?
グラフィックと原作と人気役者さんあり気な作品の路線できていますがや...
何度見ても冒頭から釘付け
公開初日の昼の回を観ました。
万次と凛の関係性を軸に、生々しい殺陣の素晴らしさ。でもあまりの血生臭さに最後立ち上がれず…。夜になってもう一度見たくなり、レイトショーでおかわりしました。こんな事初めてです。以後複数回鑑賞しましたが飽きません。
まず冒頭のシーンで釘付けに。タイトルでようやく一息吐くのは何度見ても同じです。
そこからの2時間はだれた長さを全く感じず。激しい殺陣はもちろん、静謐なシーンの溜めもたっぷりと堪能できます。長編漫画実写化という私の構えを軽く超え、一本の映画として非常に満足度の高い作品となりました。ワンシーンごとの構図を活かしたカメラワークにも毎回見惚れます。
ただ、原作よりはかなり抑えられているとはいえ、斬られた腕がボトボト落ちたり、殺し合いのエグい表現も多いので、PG12か下手したらR指定でも妥当だと思います。でも劇場内では、時代劇を見慣れている様子のお年寄りは流石というか全く平気なようで、そういうものか…と思いました。
より多勢を相手に闘うクライマックスは『十三人の刺客』を思い出しました。今作は武器等の世界観が違うせいもあり、より緩急がはっきりして飽きさせない。
どの闘いでもそうですが、万次の意思の矛先が変化してゆく様子が独眼や全身から伝わってきて、本当に一時も目が離せません。結果血みどろになってゆくわけですが…
万次役の木村拓哉さんはもちろんですが、凛を演じた杉咲花さんがとても良かった。気弱になる所、負けん気出して睨む目、万次を慕う様子…。叫ぶシーンも多いけど、ただの喚きではなく「少女の声量の上限一杯」といった感じ。
仇役の福士蒼汰さんは、風貌といい上背といい、あと声ですね…少し軽いかな?と思っていたらとんでもない。よく響く不思議な声で、若き指導者を違和感なく演じられたと思います。
木村拓哉さんは、冒頭の憑かれたような凄まじさといい、泥臭い殺陣が本当に圧巻。自分はあまり防御しない痛みが生々しい。そして万次のふとした所作や声がとてもハマっていて、穏やかな日常のシーンももう少し見たいと思ってしまいました…尺が足りませんね。
他の役者さんも皆さん達者で素晴らしい。吐を演じた田中泯さんは、演技でもストーリー上も全体を引き締めていたと思います。(市原隼人さんも!語り足りない…)
「ひたすら惨殺を楽しむ映画」という感想を他所で見かけましたが、視点は様々。暴力的な部分と人間模様とのバランスは、回を重ねて見ると絶妙だと感じました。
高得点になったのは、自分的な釘付け度合いです。
BGMも良かったけど、最後のMIYAVI氏による主題歌で腹の底から「ああ今回も満足した…!」と思えます。本当にエンドロールが終わるまでが一つの作品ですね。
ストーリーが粗削り。
大当たり!
全287件中、81~100件目を表示