ハーモニー・オブ・ザ・デッドのレビュー・感想・評価
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ゾンビの数は少ないが…
襲ってきたゾンビが1噛みしたら去っていくので、食べるつもりはないのか?とか冒頭ではゾンビが活動する意味がちょっと掴みづらかったがウィルスが拡がるためだけに動く死体を活用してるのだろうと思っていたら、一気に6年後(笑)
ゾンビに因って生活が崩壊した6年後、ハーモニーは雪の中、狩りをして暮らす男パトリックとその隣に一人娘ルーと暮らす男ジャックが生き残っている。
それなりの囲いとかしているが、ゾンビの勢い的によく生き延びたとは思う。
作中ではゾンビ発生から9年経ち、初期のゾンビには感染力があったが、9年後個体数が減り、一体一体が進化、外皮が固くなり、視力は無いが聴力、爪が発達するなど、ゾンビ自体についての解説があったりした。進化したゾンビ(もはやミュータント)を捕らえ「どのくらいで餓死するか?」と試そうとしているシーンもあり、結構な修羅場を潜ってきているのは分かるものの、如何せん警戒心が弱いこの男たち。
この男二人とルーの母親エマの死に関わった経緯、実は…と言う男2人にはモヤモヤするしハーモニーの雪同様、関係性は雪解けしない。
ラスト近くなると近所で女を助け、無線によって生存者の場所、ゾンビの弱点など解るが正直、あのラストはどうなんだろう?と思う。
スペインのゾンビ映画は面白い
氷河期のような地球、二軒の家が向かい合っていたが、とても仲が悪そう。
一軒は女の子と父親の二人暮らしだが、父親は気が小さい。
もう一軒は男の一人暮らしで、よく"狩り"に出て肉を手に入れている。
死滅したと思っていたゾンビが現れ・・・。
ドラマがしっかりしているので見ごたえがある。
ひろいもの
思った以上にしっかりとした物語でしたね。
ゾンビものというよりか「アイアムレジェンド」寄りです。
邦題で失敗してる感はありますが。
(原題は「EXTINCTION」(絶滅)です。)
登場人物も少なく展開もゆっくり。
モンスターも後半しか出てこず。
その分、場所を限定し人間ドラマをじっくりとみせることに力を入れたことで功を奏したんじゃないでしょうか。
まあ、スピード感重視のガツガツいくゾンビものか好きな方は眠くなるかも。
たまにはこんな、じっくりと観るSFホラーもいいかもしれませんな。
未公開のいい拾い物でした。
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