罠 被災地に生きる
解説
フィリピンの鬼才ブリランテ・メンドーサ監督が、2013年に台風で甚大な被害を受けた街タクロバンを舞台に描いた人間ドラマ。13年11月、フィリピン中部に位置するレイテ島北東部の海辺の都市タクロバンを台風ヨランダが直撃し、6000人以上もの死者が出た。台風が過ぎ去った後も略奪行為が後を絶たず、ベニグノ・アキノ大統領は非常事態宣言を発令。この台風によって人生を一変させられた被災地の住人、ベベス、ラリー、アーウィンの3人を取り巻く厳しい日常を、ドキュメンタリータッチのリアルな映像で映し出していく。キャストには「汝が子宮」のノラ・オーノール、「キナタイ マニラ・アンダーグラウンド」のフリオ・ディアスらメンドーサ監督作の常連俳優がそろった。15年・第28回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA #2 熱風!フィリピン」部門上映作品。
2015年製作/93分/フィリピン
原題または英題:Taklub
スタッフ・キャスト
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受賞歴
第68回 カンヌ国際映画祭(2015年)
出品
ある視点部門 | |
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出品作品 | ブリランテ・メンドーサ |
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