ダーク・プレイスのレビュー・感想・評価
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”嘘”は「心の闇(=Dark Place)」
主人公・リビーは、事件についての真相を追うにつれて事件当日の様子が少しずつ紐解かれていき、その度に様々な”嘘”によって真実が歪められていることに気付かされます。
“嘘”は人々の「心の闇(=Dark Place)」で、その”嘘”によってパズルのピースがずっと埋まらずにいるということにも。
まず、リビーの設定。悲壮感がただようヒロインではなく、被害者ビジネス(?)で食いつないでるあたりリアル感がありました。
そのせいかどうにも感情移入はできませんでしたが。
正直、作品の構成はいいものとは決して言えません。
特に、真犯人についてはミステリーものとしては反則スレスレだと個人的には思います。
また作中では、過去と現在を行ったり来たりが繰り返され、まるで小説を読んでいるかのような気になりますが、終盤の走って脱出するシーンで過去と現在の場面が一致するまではイマイチわかりづらかったな、と。
「『ゴーンガール』の…」という枕詞が謳い文句だと少し肩透かし感があるな、というのが本音です。
ずっと帽子を被ってたリビー。エンディングでは帽子を取っていたことから、長いこと殻にこもっていたリビーの長年埋まることのなかった心の中のパズルのピースが埋まって、「心の闇(=Dark Place)」に一筋の光が指した。
そんな様子が感じ取れて救われました。
(´- `).oO(クロエが観るたびにいろんな意味で大きくなっててびっくり)
猛烈にモレッツが好き。映画館に、もうレッツゴー。
わりと好き。
怖くてきれい、かわいい
面白かったです
衝撃なラストではなかったですが…。
一家惨殺事件の唯一の生き残りの少女、リビー。
彼女は、ボランティアからの寄付で生きる貧乏人。
ある日、謎の青年から、もう一度惨殺事件を推理し直すことを提案されます。
過去の事件をほじくり返され、嘘つき呼ばわれされてしまうリビー。
兄であるベンが犯人だったはずですが、全てが疑わしく思えたリビーは、謎の青年とともに、事件を推理し直して行きます。
30年前の事件に関わってきた人々と、もう一度接触することで見えてきた真実とは⁈
ベンは本当に犯人なのか?
バラバラだった事実が、ラストで全ての出来事につながってゆきます。
でも…正直ゴーンガールのような衝撃はなく、淡々と終わっていった印象でした。
予想もできない展開に期待していた人は物足りないと思います…。
この事件で被害を被った可哀想な人は、殺された母親なのではないでしょうか…。
リビー役のセロンの駄目さ加減に共感です。部屋のゴミ屋敷ぶりに ( ...
サスペンスの醍醐味とは
なんと言うか
ママが可哀相で
“犯人”は禁じ手。
『ゴーン・ガール』の原作者の新たな小説の映画化。
なるほど~。そう来ますか。
この手の作品は、最後に所謂“衝撃の結末”が待ち受けている訳ですが、これも、意外と言えば意外な結末で、しかも、色んな出来事が絡んでいたということなんですね。とは言っても、メインの事件の“犯人”がアレなのは、ミステリーと言うかサスペンスとしては、禁じ手ではないかと?もう一つの出来事と絡んできたので、そんなに酷い感じとは思いませんでしたが、そっちの出来事がなければ、かなり酷い結末だったかも。だってさぁ、犯人が・・・(以下自粛)
この作品で、シャーリーズ・セロンのいいところ、出ていましたかね?正直言って、表現力が必要とされるような感情の発露のシーンが有るわけでもなく、比較的淡々と進んでいったと言うと言い過ぎでしょうか。そう言う意味で、主演がシャーリーズ・セロンであった理由がよくわかりません。
それと、所謂“殺人クラブ”が、この一家惨殺事件解決を計ろうとしていたわけですが、殺人クラブが出てくるのは最初だけで、あとは、シャーリーズ・セロンが自分で色々と調べごとを進めていった感じですよね。そう言う意味で、殺人クラブの設定が甘かったのではないかと思います。
などと、結構キツイことを書いていますが、サスペンスとしては、まぁまぁ面白い作品だと思います。悪くはないです。
サスペンスとしては…?
ゴーンガールと比較されますが。
ゴーンガールほどの衝撃ではないけれど…
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