劇場公開日 2016年6月24日

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「“犯人”は禁じ手。」ダーク・プレイス 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0“犯人”は禁じ手。

2016年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

『ゴーン・ガール』の原作者の新たな小説の映画化。

なるほど~。そう来ますか。

この手の作品は、最後に所謂“衝撃の結末”が待ち受けている訳ですが、これも、意外と言えば意外な結末で、しかも、色んな出来事が絡んでいたということなんですね。とは言っても、メインの事件の“犯人”がアレなのは、ミステリーと言うかサスペンスとしては、禁じ手ではないかと?もう一つの出来事と絡んできたので、そんなに酷い感じとは思いませんでしたが、そっちの出来事がなければ、かなり酷い結末だったかも。だってさぁ、犯人が・・・(以下自粛)

この作品で、シャーリーズ・セロンのいいところ、出ていましたかね?正直言って、表現力が必要とされるような感情の発露のシーンが有るわけでもなく、比較的淡々と進んでいったと言うと言い過ぎでしょうか。そう言う意味で、主演がシャーリーズ・セロンであった理由がよくわかりません。

それと、所謂“殺人クラブ”が、この一家惨殺事件解決を計ろうとしていたわけですが、殺人クラブが出てくるのは最初だけで、あとは、シャーリーズ・セロンが自分で色々と調べごとを進めていった感じですよね。そう言う意味で、殺人クラブの設定が甘かったのではないかと思います。

などと、結構キツイことを書いていますが、サスペンスとしては、まぁまぁ面白い作品だと思います。悪くはないです。

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勝手な評論家