ダーク・プレイスのレビュー・感想・評価
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観終わった後の記憶も闇の中…
普通に面白かったんだけど、暫くすると映画の印象もダーク・プレイスに忘れさられるというか…インパクトの薄い作品でした。シャーリーズ・セロンとニコラス・ホルトのMAD MAXコンビが出るし、ゴーン・ガールの原作者のストーリーという事で期待に胸を膨らませて観に行ったのですが。全然悪くないのですが、あまり期待せずに観に行くのがお勧めです。
怒りのデスロードがチラつく
マッドマックスのフュリオサ大隊長とウォーボーイズのニュークスが出るとか、そこだけで胸アツ。
後半部分に入る頃に「あ、もしかして…」と結末がなんとなくわかってしまった。
そして予想通りだった。
でも、分かっていても泣いてしまった。
全てに愛が絡んでいる映画だった。
普通に面白い
シャーリーズセロンが目当てなので、それだけで☆5つけたい。
サスペンスとしては、まあまあ面白いし20年前でCMバンバン流せば大ヒットとか言われるような作品。
でも最後はこれからの日本にもありそうだなと思う。
シャーリーズセロンが格好良かったので、セロンが好きならおすすめ。
丁寧な作りと、確かな演技が魅力。
真実に向かって1枚づつ鱗を剥がしていくような丁寧な作りと、役者の確かな演技が魅力の一本。
先に観た「クリーピー」が、もしここまでやっていてくれたならなぁ…
隠された真相と、それぞれの過去のウソ。
記憶と現在と当事者の間を行き来しながら。
それをとにかく丁寧に編み込んで魅せる作劇が見事だった。
そしてそこを彩る役者陣の芸達者ぶり。
多くを語れず、とにかく一度見てみていただきたい作品。
ミステリー好きは是非!!
「プリズナーズ」に匹敵する緊張感と推理クラブの面々の登場もあってワクワクします。彼は悪い事には悪いとちゃんと言うという伏線がありながら、28年も黙って服役している事が疑問です。お母さんを守るためではないようですし、どうしても引っかかりました。また彼がリビーに声をかけた後、どのように逮捕されたかも重要シーンだと思われるので省略して欲しくなかったです。協力者・ライルは最後の方は出てこなくなるので、何もかも終わった後に黙って主人公の肩に手を置くなど、推理クラブ全員は無理でも彼だけは最後に出して欲しかったです。クロエは適役でした。お母さんは可愛かったです。期待したより少し下でしたが、ミステリーが好きなので観て良かったです。シャーリーズ・セロンが製作に関わる映画は女性が苦しむものばかりですが、今後も注目していきたいです。
姐さんの自立。
原作を全く知らないので内容に興味津々で観に行ったが
予想に反して意外な展開、テーマは犯人探しというより
主人公の自立問題だった。実兄が終身刑、しかも自分の
証言が唯一の証拠。ってこんなトラウマ抱えたら誰もが
人生狂わせるに違いないと思うのだがもちろんセロンも
その一人。莫大な信託財産も底をつき、金目当てで過去
に近づいていく…っていう、けっこうリアルな導入部に
あららら…と思ってしまったが、ここからはほぼセロン
姐さんの独壇場。何でもどんどんこなしてしまう行動力
に洞察力。これだけ暴けるならもっと前に過去を思い出
していたんじゃないか?と勘繰れるくらい。殺人クラブ
とかいう過去の事件を検証する団体がもっと絡んでくる
のかと思いきや、もうセロン姐さんほぼ一人で解明する。
(ま、ニコラスくんが助けてくれはするけど)事件の意外
な真相に驚くがそれよりもクロエ!アンタの方がよほど
怖い。歳をとってなお怖い。何だこりゃって感じだった。
(事件の真相は明らかになるけど、その心意が今ひとつ謎)
ラスト20分は衝撃。心の闇が問いかける、本当の家族とは。
【賛否両論チェック】
賛:真実と嘘が巧みに入り交じりあい、秀逸なサスペンスに仕上がっている。登場人物達の持つ心の闇からも、人間の持つ醜さが感じられる。
否:過去と現在で、多くの人間関係が交錯していくので、お話としては少し分かりにくいかも。ラブシーンやグロシーンもあり。
主人公を含めて、誰が言っていることが真実で、何が嘘なのかが全く分からない状況下で、物語が過去と現在を行き来するうちに、次第に明らかになってくる衝撃の結末に、思わずうなってしまいます。特にラスト20分は、なんともいえない気持ちになりそうです(笑)。
同時に、自分の兄を「犯人」と証言した幼き主人公の心の闇や、当時の母や兄を取り巻く複雑な環境等、人間の持つ恐ろしい本性や醜い部分も垣間見える、そんな作品でもあります。
PG12ですが、グロシーンよりもラブシーンの方が気になりそうです。ミステリー好きな方には是非。
デビッド・フィンチャーとの違い。
素材的にはデビッド・フィンチャーが大好きな話なんだろうけど、いかんせんカメラワークが単調すぎてシーン、シーンが軽い。
物語の重さをテレビドラマ風の安っぽいカメラワークで台無しにしてる気がする。
シャーリーズ・セロンの要所要所の喫煙シーンがカラオケの安っぽい映像みたいであの度に白けてしまう。
素材の未解決事件クラブもイマイチ活かしきれていない気がするし、改めて、デビッド・フィンチャーの絵作りの良さを再認識する作品になってしまった。
あの夜、あの時、誰が何の目的で何をしたか、最後の最後に明かされる。
一家惨殺事件、生き残った兄と末妹。その兄は、容疑者として28年服役中。
物語の入口はそこからで、さて、真相を探りあてるのか?、新たな事件へと発展するのか?、僕はまずそこで身構えた。
30過ぎてまで「遺族ビジネス」に頼りっきりのビリーのダメっぷり。盗み癖、人間不信、自堕落、シャーリーズセロンでなかったら、肩入れしたくなくなるような女。結局、一番はじめに自分の偽証から兄貴を服役させたままだっていう負い目からずっと抜け出せない人生だったわけだ。
そこへ、事件マニアの集会をきっかけに、それまで目を塞いでいた真相の究明へと奔走し始める姿こそ、シャーリーズセロンの見せ場。
田舎警察の捜査能力の低さにはあきれるものの、ドンパチがなく、ジリジリと核心へと潜り込み真相が明かされていく展開は見ごたえあり。
そして母の最期の言葉。ずっと心に引っかかっていた、その言葉の意味がラストにわかったとき、その悲しき決意の裏にある愛を感じずにはいられなかった。
しかし、兄貴はあんなやつを庇っていたなんて、気の毒に思うのだが、本人はそれでもよかったのだろう。
姿を消した娘を、これから先、ずっと探し続ける人生、か。それもまた、悲しい愛の形だなあ。
やるせないなぁ…。
やっと レイトショーにて鑑賞。
「ゴーンガール」と原作者が同じとのことですが…趣は違いますけど 面白かったですね。
現在進行している話に、過去の出来事も同時進行していて、シャーリーズ・セロン演じるリビーが、封印していた過去を紐解く様子が良くわかります。
中盤位で、家族が惨殺されてしまう理由が 一部解りますが 周りを取り囲む人々も、一癖もふた癖もあり、ストーリーを複雑化させてます。
伏線が回収される前に、薄っすら結果は見えてしまいますが、大好きなシャーリーズの作品だし、最後まで楽しめました。
ニコラス・ホルトも好きなんだけど、別にそこはニコラスじゃなくても良くね?って感じでしたね。
クロエは、何故かクレイジーな役が良く似合うよなー。なんでかなー?www
お兄ちゃんのベン役の俳優さん…どっかで見たことあるんだけどなー?って ずーっと思いながら観てたんだけど「アントマン」のイエロージャケットだったのねw
悲しい話だけど救いはあった
8歳の頃のことを覚えていなくても、覚えていたくないというのも仕方がないと思う。
とても悲しい話なんだけれど真実がわかることで残った家族が戻ってきて、すっきりとおわったのは良かった。
あとシャーリーズ・セロンが美しすぎてそればっかり気になったけど、ずっと 男っぽい格好をしていた彼女が最後のシーンで帽子を脱いで明るいピンクの服を着ていたのが印象に残った。
悲しい物語です。 ゴーン・ガールの原作者と同じをアピールしてますが...
悲しい物語です。
ゴーン・ガールの原作者と同じをアピールしてますが、同じぐらい好きな映画です。
ビリーの役を演じるにはシャーリーズ・セロンさんは美しすぎる気もしますが、良かったですね。母親の手紙が泣かせます。クロエ・グレース・モレッツの下品ぶりは凄くいい。成長を感じます。
シャーリーズ・セロン美しい
『ゴーンガール』と同じ原作者と聞いて期待して観に行きましたが、個人名には『ゴーンガール』のほうがスリルあって面白かったです。
シャーリーズ・セロンは本当キレイです。美しすぎるので、
ちょっとリアリティーに欠けてしまう気がしました。
クロエちゃん、最近悪どい役柄が合う女優になりつつ…後半の現在の役柄もクロエちゃんがやってくれてたらもっと怖かったのになぁ。
良かったと思います。
最初の方のクラブのシーンでヒントが出るので、鋭い人ならひとつの真相に気づくかも。セリフだけのヒントだったから忘れてた。ちょっと悔しい。しかし、もうひとつの真相は最後まで分からないでしょう。この複合型の真相がなければ単純なサスペンスで終わるところでした。ただ、決め手のクロスのネックレスが安直。過去の大きな過ちにつながっている物を普段使いにするでしょうか? きっと犯人の方にはダークプレイスはなかったんですね。それとこの兄はやっぱりおかしい。意志薄弱、中途半端、なのに妙な正義感と愛情のために28年も刑務所で沈黙できてしまう。おかしい。まぁこういうダメな感じで妙に我慢強い人間もいるかもしれないけど、兄弟にいると面倒くさいですね。
シャーリーズ・セロンは本当に美人なのでそろそろ笑顔で優しい役で観たいです。
ありきたりだけど浸れる映画
ダークプレイス。黒歴史。誰にでもあるだろう思い出したくもない過去。
でもその記憶って正しいですか?
日が経つにつれて悪い意味で美化されて、実際よりも悲惨になってたり、色を重ねてはいませんか?
そんな過去の真実に迫る映画。
真実を知っても今はそんなに変わらない。
もはやなんだそんなことでこの何年間無駄になったのか、なんてガッカリしたり
でも心は軽くなるはず
ダークプレイスなんてタイトルだけど、内容は暗いけど、なんだかスッキリいい意味で拍子抜けする映画でした。
内容が若干ありきたりなので星は少ないけど、終わったあとの映画の世界に浸ってる気持ちになれる映画。
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