ダーク・プレイスのレビュー・感想・評価
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“犯人”は禁じ手。
『ゴーン・ガール』の原作者の新たな小説の映画化。
なるほど~。そう来ますか。
この手の作品は、最後に所謂“衝撃の結末”が待ち受けている訳ですが、これも、意外と言えば意外な結末で、しかも、色んな出来事が絡んでいたということなんですね。とは言っても、メインの事件の“犯人”がアレなのは、ミステリーと言うかサスペンスとしては、禁じ手ではないかと?もう一つの出来事と絡んできたので、そんなに酷い感じとは思いませんでしたが、そっちの出来事がなければ、かなり酷い結末だったかも。だってさぁ、犯人が・・・(以下自粛)
この作品で、シャーリーズ・セロンのいいところ、出ていましたかね?正直言って、表現力が必要とされるような感情の発露のシーンが有るわけでもなく、比較的淡々と進んでいったと言うと言い過ぎでしょうか。そう言う意味で、主演がシャーリーズ・セロンであった理由がよくわかりません。
それと、所謂“殺人クラブ”が、この一家惨殺事件解決を計ろうとしていたわけですが、殺人クラブが出てくるのは最初だけで、あとは、シャーリーズ・セロンが自分で色々と調べごとを進めていった感じですよね。そう言う意味で、殺人クラブの設定が甘かったのではないかと思います。
などと、結構キツイことを書いていますが、サスペンスとしては、まぁまぁ面白い作品だと思います。悪くはないです。
サスペンスとしては…?
主人公含め金、金、金。みんなやさぐれ過ぎだしクズ過ぎる。
サスペンスを売りにして広告打ってるけど、終盤真実がみえて来るとポカーンな内容やそんなアホなということが多々ありすっきりしないし唸れない。
主人公の心をみるドラマとしてなら悪くないかな。
ゴーンガールと比較されますが。
ゴーンガールと比較されますが、ゴーンガールに比べるとキャラクターが描ききれていない気がします。なのでゴーンガールほどは引き込まれないし、ラストの意外性も釈然としない。あと一週間もすると、シャーリーズ・セロン以外のキャラも忘れてしまいそうなほど薄い。
ゴーンガールほどの衝撃ではないけれど…
性格悪いオンナのちょっとビックリな結末でした。
貧乏の根源はくさった父親だと思うけど、このオンナがいなければリビーにももっとまともな人生が…。
キーマンとしてのクロエのオンナっぷりはちょっと違和感があったかな。
けど、過去と現在を交差しながら真相を突き止める展開は面白かった。
女性陣のやさぐれ感は最高だが、映画の出来はやさぐれすぎ
「ゴーン・ガール」原作者。シャーリーズ・セロン。ニコラス・ホルト。
の割には、地味な公開だが、セロンの「男前」な姿を見てしまっては観ないわけにはいかない。製作陣にはセロン自身の名前もある。「モンスター」「あの日、欲望の大地で」並みに「気合」だけは間違いなく入っているだろう。
「ダーク・プレイス」
カンザスで一家惨殺の生き残りの少女、犯人はその子の証言で長男ベンが逮捕され終身刑。その少女リビーは大人になり、世間からの同情のボランティア基金で生活してきたが、事件も風化し、フラフラと働かずに生きていたリビーは金に困っていたそんなとき、事件の真相を暴くことに関心を寄せる集団の一人に声をかけられ、忌まわしい過去を振り返り、真相を探る。
はい、探偵「シャーリーズ・セロン」のハードボイルドもの、ノワールものです。目深にかぶった帽子、ヨレヨレのシャツ、そしてオットコ前の顔、肩幅、高身長。
最高にカッコイイ。
この映画に登場する女性陣、みんな、激しくやさぐれている。リビーの母パティは農場経営のひっ迫と別れた夫の脅迫、ベンの彼女で、悪魔崇拝で17歳で妊娠したディオンドラなど。リビーの姉、年下の女の子クリシーもそうだ。
いずれも当時の不況と世情、そしてまた揃いも揃ってやさぐれた男どもに苦しめられる。
妊娠した悪魔崇拝者、という狂った役がよく似合ってたクロエだが、パティを演じたクリスティーナ・ヘンドリックスの童顔小顔巨乳の中年体型が特に健気さ溢れ、素晴らしい。
だが、映画の出来ははっきり言ってひどい。
忌まわしい過去を振り返りつつ、リビーが真相にたどっていく、ということになるのだが、どうにも見せ方がよろしくない。途中、過去のシーンがちょいちょい入るのだが、一体誰の視点で、誰の証言で断片的に回想を見せられているのか、分からない。
これまでリビーが全く過去に触れなかった、という点はまあ、置いておこう。金に困ってこれまで会わなかった終身刑の兄に会いに行くのもいい。探偵ものだから、これでいい。
だが、最終的な一番「悲しい事件」にたどり着くのに余計なエピソードやアクション、登場人物が邪魔をしていて、それがミスリードにもなっていない。
ただ単に結果「苦しめられ、やさぐれた」女だけに焦点を置いた作品にとどまってしまっている。
それは、これまでセロンが製作してきた上記2作品と共通しているのかもしれない。セロン自身も幼少時代、凄惨な事件を経験しているがため、その思いが強すぎてしまって、バランスを欠いてしまったように思える。
またその「事件」に加担している人物の「あり得なさ」感がはなはだしく、ラストのニュースもはっきり言って手抜きすぎる。
「殺人クラブ」の存在や、ホルトの役なんて顔がヤバイ(でも美形)だけにまったく無駄だ。
やさぐれた女たちは確かにきっちり描かれている。だが、ハードボイルドもの、探偵ものとしては、全く面白くない、というのが結論。
追記
でも、セロンはひたすらカッコイイ。
ラストは帽子なんかとらず、その風貌で探偵業を開業し、続編を作ってほしい。これで終わらすにはもったいない風貌だ。
中だるみのないサスペンス
ゴーンガールの原作者の作品とのことで惹かれ鑑賞
わりと小規模のサスペンス映画
途中誰がやったかわかってしまったがそれを差し引いても面白かった。
過去と現在の時系列が割とバラバラで進むため若干迷子になったので全てを知った上でもう一度みたい。
まとまったサスペンス
こじんまりと良くまとまっているサスペンス。
サスペンス好きなので、そういう意味では物足りなさを感じました。(何せ途中で、そうなんじゃないかと思わせるシーンがあるもので…)
シャーリーズ・セロンの表情は素晴らしいです。リビーの屈折した感情の物語として観れば良くできてます。
現在と過去の記憶を行き来するのですが現在と過去の役者が違う人なのに、どこか面影があるんです。違和感ないのは凄い (兄のベン以外は…)
冒頭からスパッと始まっちゃうので初めから意識集中して観ることをおすすめします。
最初から惹き込まれる!「マッドマックス」コンビの新たな物語!
ファーストシーンで「これはものすごく面白い物語なんじゃないか」と感じ、一気に惹き込まれました。
不穏な感じがする中、進む物語。現在と過去を行き来する中、観客は何か本当で何が本当ではないかという<真実>を追求していくことになる。それがハラハラドキドキの展開で息を呑む。様々な伏線がある中、答え合わせをしていくかのように、謎解きをしていく感覚が面白い。シャーリーズ・セロンとニコラス・ホルトという「マッドマックス」コンビの新たな物語といのも「マッドマックス」ファンとしては嬉しいところ。今回は試写会という形で観させてもらいましたが、もう一度劇場で観たい。一回では気付かぬ細かな部分をもう一度確認したいです!
期待してなかったけど、、
好きなキャストが揃ってることと、ゴーンガール原作に惹かれて。
なかなか見応えがあった。
ラストが結構衝撃で、ラストを知った上でもう一回改めてみたいのと、原作も読みたい。
シャーリーズ・セロンはやっっっぱり美しく、彼女をスクリーンで拝めるだけで幸せ。
マッドマックスコンビ再び×大人クロエ!!
マッドマックスのフュリオサ隊長とニュークスのコンビを再びスクリーンで拝める幸せ!
原作が「ゴーンガール」のギリアン・フリンなだけあって、ストーリーも骨太で本格的なミステリーでした!!!幼き頃に一家を惨殺された過去を持つシャーリーズセロン。未解決殺人事件を追う狂気集団「殺人クラブ」の会員ニコラスホルト。そして、悪魔崇拝に勤しむクロエたん!!!大人っぽく妖艶な雰囲気を醸し出していて、美しさに磨きがかかっていました!!
大満足です!!誰でも楽しめる映画なので、デートムービーにもオススメです。
ゴーンガール級!!極上のサスペンス
原作未読ですが、「ゴーンガール」が好きなので、試写会に応募し鑑賞。期待にしっかり応えてくれる極上のサスペンスに仕上がっていました!変に煽りすぎることもなく、しっかりと謎解きを楽しめる映画です。ただ、ラストの展開には衝撃を受けました、、、。原作を読んで公開後にもう一度鑑賞したいと思います!
とにかく最後が衝撃!!!
先日試写にて鑑賞させて頂きましたが、さすがギリアン・フリン。『ゴーンガール』に続いてまたやられました、、、。
28年前に自身の家族に起きた殺人事件を、自らひも解くシャーリーズセロン。と「殺人クラブ」なるヤバイサークルに所属するニコラスホルト。「マッドマックス」の二人がすごく良かった!すごいですよ、最後。試写室なのに思わず「えー!」って叫びかけました(笑) あとクロエちゃんがすごいビッチ!
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