ダーク・プレイスのレビュー・感想・評価
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”嘘”は「心の闇(=Dark Place)」
主人公・リビーは、事件についての真相を追うにつれて事件当日の様子が少しずつ紐解かれていき、その度に様々な”嘘”によって真実が歪められていることに気付かされます。
“嘘”は人々の「心の闇(=Dark Place)」で、その”嘘”によってパズルのピースがずっと埋まらずにいるということにも。
まず、リビーの設定。悲壮感がただようヒロインではなく、被害者ビジネス(?)で食いつないでるあたりリアル感がありました。
そのせいかどうにも感情移入はできませんでしたが。
正直、作品の構成はいいものとは決して言えません。
特に、真犯人についてはミステリーものとしては反則スレスレだと個人的には思います。
また作中では、過去と現在を行ったり来たりが繰り返され、まるで小説を読んでいるかのような気になりますが、終盤の走って脱出するシーンで過去と現在の場面が一致するまではイマイチわかりづらかったな、と。
「『ゴーンガール』の…」という枕詞が謳い文句だと少し肩透かし感があるな、というのが本音です。
ずっと帽子を被ってたリビー。エンディングでは帽子を取っていたことから、長いこと殻にこもっていたリビーの長年埋まることのなかった心の中のパズルのピースが埋まって、「心の闇(=Dark Place)」に一筋の光が指した。
そんな様子が感じ取れて救われました。
(´- `).oO(クロエが観るたびにいろんな意味で大きくなっててびっくり)
セロンはどうかと
思うけど、お金払っただけの価値はある映画です。クロエのビッチぶり、いい感じです。あんなのがいるから映画が盛り上がる。ネイティヴインディアンそんなに悪い奴じゃなかったのね。
猛烈にモレッツが好き。映画館に、もうレッツゴー。
クロエモレッツ大好き。演技も上手いし魅力的過ぎ。
主役の女優も良い味出てた。
過去に起きた事件の真相が解き明かされていくミステリーで、まさかの犯人。終盤ハラハラドキドキしました。そして、母親はそういう気持ちでいたのかぁとスッキリ。イエローと名付けた理由にもスッキリ。カタルシスを得られます。
悪役で、主役以外でもこんな魅せれるとは、さすがクロエちゃん。
過去から脱獄するための鍵
終盤は尻すぼみでしたが、そう悪くないサスペンスでした。
表面的には女性達の過ちと悪意の連鎖から生じた不幸ですが、自分を犠牲にしてでも家族を守りたいという人が2人登場します。母親は命と引き換えに、兄は自由と引き換えに。
守られていた者が、守ってくれていた人達の計り知れない想いの深さに気付けた時、陰気で湿っぽい過去から抜け出せるのかも知れません。
わりと好き。
ゴーンガール?あんま好みじゃなかったし。
期待はしてませんでした。
けど
結構好きなタイプですねー。
人間関係も割とごちゃごちゃとしてて。
実際、リアル人間関係もそんなシンプルな作りしてないですからね。
結果、ディズニーのような「 超ハッピーエンド」な訳でもないですが
そこそこスッキリエンドです。
怖くてきれい、かわいい
サイダーハウスルールを見たときからずっとすきでした。シャーリーズセロン
女バンパイアを見たときからずっとすきでした。クロエグレースモリッツ。どんでん返しの殺人事件。シャーリーズセロン撮りたかったんだろうな。
正統派ゆえに古臭い&やっぱシャーリーズ・セロンは綺麗!
8歳の時におこった一家惨殺事件、母親と姉2人が殺される。1人生き残った末娘のレビーの証言で15歳の兄ビリーが終身刑となった。
28年後、支援金や自伝の出版で食い繋いで来た無職のリビーのもとに、殺人事件の真相を語り合う「殺人クラブ」から招待状が届く。困窮していたリビーは報酬を目当てに出席するが、これをきっかけに過去の記憶と向き合う事になる。
2歳の頃に別れた父は、たびたび母に金の無心に来る。
ヘビメタ好きで悪魔崇拝に傾倒していたベンは近所の少女に性的イタズラをした疑いが上がり、彼女が妊娠していたが、彼女はベンと町を出ようと思ってる。
自宅が差し押さえを迫られたうえ、ベンの裁判費用を工面しなければならない。
なぜ兄は罪をかぶったのか!→鍵
・正統派ミステリー→古臭く感じてしまう。
・母役(クリスティーナ・ヘンドリックス)→デブ過ぎ!痩せてたらタイプかな~
・シャーリーズ・セロン→やっぱいい!!
・犯人が…→そりゃないやろ!
面白かったです
マッドマックスのフュリオサにニュークス、クロエちゃんと好きな役者さんがたくさん出てるのと、ゴーンガールの原作者の作品ということで行ってきました
ゴーンガールぐらいの期待値で行ったせいか思ったより普通。でも充分面白かったです。
例えるならスカイフォールみたあとのスペクターみたいな感じです。
これはこれで良い
衝撃なラストではなかったですが…。
一家惨殺事件の唯一の生き残りの少女、リビー。
彼女は、ボランティアからの寄付で生きる貧乏人。
ある日、謎の青年から、もう一度惨殺事件を推理し直すことを提案されます。
過去の事件をほじくり返され、嘘つき呼ばわれされてしまうリビー。
兄であるベンが犯人だったはずですが、全てが疑わしく思えたリビーは、謎の青年とともに、事件を推理し直して行きます。
30年前の事件に関わってきた人々と、もう一度接触することで見えてきた真実とは⁈
ベンは本当に犯人なのか?
バラバラだった事実が、ラストで全ての出来事につながってゆきます。
でも…正直ゴーンガールのような衝撃はなく、淡々と終わっていった印象でした。
予想もできない展開に期待していた人は物足りないと思います…。
この事件で被害を被った可哀想な人は、殺された母親なのではないでしょうか…。
リビー役のセロンの駄目さ加減に共感です。部屋のゴミ屋敷ぶりに ( ...
リビー役のセロンの駄目さ加減に共感です。部屋のゴミ屋敷ぶりに ( →_→) 片付けましょうと反省です。共演の若き日のディオンドラ役のクロエの自分勝手な悪女役も素晴らしいです。スコアも印象に残りました。
サスペンスの醍醐味とは
散りばめられた伏線が徐々に、或は突然つながる。これがサスペンスの醍醐味の一つではなかろうか?
ネタバレが散見されるので、これから鑑賞される方はレビューを覗かないことをお勧めする。
クロエちゃんはビッチ役がよく似合う。気のせいか?
冒頭から何人かの登場人物の名前が飛び交うので整理が必要だった。伏線が繋がり始めると展開が加速するのでそれまでに名前の整理を。
しかしZにカムリにプレリュードと、日本車が良く出てきたが生活困窮者のアイテムとしてだった。そんなものなのか?
なんと言うか
79本目。
どっちかと思ってたら、両方。
やられた。
過去を抱えた個人には色々あるとは思うけど、作品自体は、特に盛り上がりがないと思うし、最初と中盤、最後観れば分かっちゃうと思う。
。
お気に入りの女優さん2人出てたのは嬉しい。
特にクロエはね、キャリアがあるのは言うまではないけど、やっぱスゴイ。
薄暗い闇の中で
薄暗い闇にいきなり沈められたような感じがした。幼い頃に、母と姉たちを惨殺され、定職につかず、支援金や自伝によって食いつないできたリビーは、金が底をつき、殺人クラブという過去の殺人事件を捜査するクラブのライルと出会う。彼は、事件について話を聞かせてくれたら大金を渡すと言う。幼い頃のトラウマに目を背けながら、また、その事件の支援金によって食いつなぎながら。
ひたすら暗い。シャーリーズセロンの演技力は圧巻だ。彼女自身の抱えるトラウマも演技に反映されていた。
この映画について書くことは難しい。
登場人物たちの心理は複雑で、30年以上前の光景を探ることでゆっくりと見えてくる。
ニコラスホルトくんの演技はすごいなと思った。シャーリーズ演じる主人公を優しく真実を追求するのを手助けする役割を果たしている。
クロエちゃんは演じる兄の恋人役を演じているのだが、かなりビッチな役柄。びっくり。タバコをふかし、タイトな服装。
ラストはかなり意外だった。ミステリーに馴染みがないせいかもしれないが、びっくりした。
ネタバレになるからあまり詳しく、言えないけれど、過去のトラウマと正面から向き合い、追求した先には、かすかな光が見えた。
ママが可哀相で
ろくでもない男と結婚して子供を産み、育て、一生懸命生きてるママが苦難の末に選んだ道が命を絶つこと。
子供達の為を想って選んだ道があだとなるような、後の子供達の人生。
リビーのずっとキャップを被ったままの姿から、敢えて人との交わりを避けて生きている様子が覗える。
施しを受けて生活する自堕落な生き方。
どんなに辛い経験をしても、自分の人生は自分で切り開かねばならないのだと改めて感じた。
只、人は弱い。
恐らく私もリビーのようになるだろう。
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