「ある意味、後編が気になります。」3月のライオン 前編 ざわわさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味、後編が気になります。
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原作ファンです。
まず、第一印象は〝原作ファンは分かるのだろうか?〟という点でした。
ストーリーは分かりやすくまとめられていましたが、川本三姉妹のあり方や零が将棋を指す理由などが少し曖昧になっている気がしました。
しかし、キャスティングは本当に豪華でした。
島田役の佐々木蔵之介さんはとてもかっこよかったです。
有村架純さんもキャスティングの時点では不安でしたが、香子に合ってました。
ピンヒールでカツカツ歩く姿はとても綺麗で、有村さんのイメージがまた変わります。
なにより、神木くんの演技はとてもよかったです!(若干贔屓目もあると思いますが)
将棋を指すシーンの指の動きもとても忠実に再現されてますし、想像していた零そのものでした。
原作ファンの方なら今後のストーリーも分かると思いますが、約二時間ほどの後編でどう纏めてくるのか。
それがある意味、楽しみで怖いところでもあります。
残念だった点といえば、盤面があまり描写されていなかったところです。
原作の時点で、対局は投了まで全て作られていたと思うので、もう少し具体的に表現されていてもよかったのかな、と思いました。
その分、役者さんの表情が描写されてるので、入り込みやすかったですが…。
あと、お父さん役がトヨエツさんなのが少し豪華すぎる印象でした(笑)
確かにあの怖そうなお父さんの元で暮らしていたら、逃げ出したくなる気持ちも分からなくはなかったです。
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