「沢城みゆきは色っぽい。」デスノート Light up the NEW world mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
沢城みゆきは色っぽい。
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あの「デスノート」から10年もたったのか、というのが第一印象。
本作は、金子修介が作った世界観を見事に踏襲している、ような気がした。
人間世界に存在できるデスノートは6冊まで。
そのデスノート争奪にいろいろな人物が絡んでいく。
このデスノートも死神たちの出世競争の道具でしかない、ていうのはいかがなものか、とは思うが。
佐藤信介の余裕すら感じさせる演出は、本当に安心感があり、物語にすっかり入り込んでしまった。
さらに、若手男優のなかでは突出した演技力を誇る池松壮亮、菅田将暉の演技合戦を堪能できる。
特に池松壮亮には、これはうまくいくと松田優作の後継者になりうるのでは、と思わせる瞬間がたびたびあった。
竜崎が死ぬシーンは、倒れ込まないで、座ったままで息絶えるというふうにすれば、我々の世代は「蘇える金狼」や「野獣死すべし」を思い出して拍手喝采だったのに。
まだ次もできそうな終わりかただったのて、期待して待とう。
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