「ノート自体のルール無視でストーリー以前の問題」デスノート Light up the NEW world May.さんの映画レビュー(感想・評価)
ノート自体のルール無視でストーリー以前の問題
まず、huluにアップされてるオリジナルドラマを見ないと意味がわからないと思います
漫画、アニメ、前作の映画全て見てるデスノファンからの感想になります。
デスノートの1番の要素である心理戦は全く無いです。
ただひたすらノートで殺しをしてる人を捕まえるだけの映画でした
ノートのルールにある、名前を書かれた人間は40秒後に死ぬ
死因を書けばその通りになる
ってのがまずそもそも守られてないことに驚きを隠せません
映画の中で死因に即死とありましたが、即死は死因ではないと思いますけど
40秒というルールがああいうシーンでは邪魔になるのはわかるがルール無視にも程がある
人間界にノートを落とした死神はノートの行方又は所有者を最後まで見守らなければならないというルールも無視。ノートが6冊あるのに死神は3人しかでててこない、上に1人はノートを放置して死神界に帰ってるし、もうめちゃくちゃです。
細かなこと言えばまだあります
個人的に一番気になったのはライトにさえ手を貸さなかったリュークが紫苑に殺しのために手を貸したこと。リュークはあくまで傍観者
そのため月がリュークを頼った時リュークは月の名前を自分のノートに書いた。そのリュークが!ほんとに紫苑に手をかすでしょうか?
あと、ライトが先の事を考えて子孫を残してるという設定も個人的に絶対ありえないと思います。
自分を新世界の神だと言ってたような人間が本当に自分が死ぬことがあると考えていますかね?
ありえないですね。
ミサミサを捨て駒としか考えてなかった月が、みさに約束の場所なんて教えるとも思えないし、月じゃないキラのためにミサミサが行動するとも考えられない。しかも死神の目で月がもうこの世に存在してないのを確認した後で!
と、いろいろとツッコミどころが多いです
しかし、ストーリー構成は悪くないのでデスノートをそこまで好きじゃない人は楽しめると思います。