グッドモーニングショーのレビュー・感想・評価
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テレビの裏側
思ったより深い
人間の深層心理
基本おもしろくないものは、流し見して終わるのですが、何回も巻き戻して観ました。
濱田岳さん演じる役の立てこもり犯が、自殺すると言い出した時、テレビの投票ボタンを使い、視聴者に、死んだ方がいい。生きてほしい。という選択をさせるのですが、
私は当然生きてほしいの方だと思いました。けれど、視聴者は、死ぬ姿が見たいから、死んだ方がいいという投票結果が、圧倒的に多い事実に人間の怖さを感じました。
人の命をエンターテインメントの一つだと思ってる一般人の考え方にうんざりしました。
時任さんが演じられた役が、された判断は、正しかったと思います。
情報操作が怖いとかそれでTVが信じられないという意見は、また別の話だと思います。この場合は、こうした展開がかなり好ましいと思います。
映画館に行ってまで観るべき作品か?と言われるとDVDでいいかなという感じです。
スタートダッシュは良かった
中井貴一演じる澄田キャスターが朝イチの息子のデキ婚報告から、通勤中に長澤まさみ演じる職場の女子アナから覚えのない責任をとらされそうになるというハチャメチャスタートから始まるコメディストーリー。
スタートのドタバタに加え、報道・ワイドショーの現場ということも加わって、ストーリーも現場の臨場感などもテンポよく感じることができ、楽しく見ることができた。
そこからさらに番組のメインキャスターである澄田が生中継中の立て籠り犯から指名され、ドタバタに拍車をかけていき、展開に期待がかかる。
しかしこの辺りから、ほぼコメディ感は無くなりすーっと尻窄みに終わっていってしまい最終的には物足りない印象と感じてしまった。
コメディ演技に強いキャスティングだったため勝手に期待しすぎただけと言われればそうなのだが、あれだけのメンツを揃えたとなるとやはりもったいないと感じた。
内容も最初は「報道は真実が~」「視聴者の見たいものを~」と熱く語っていた面々が視聴者投票で結局嘘の投票結果を報道する等最後にブレてしまったのも残念。そこを込みで魅せてほしかった。
まぁ報道らしいと言えばらしいのだが・・
ただ物足りなさを感じつつもそこそこ楽しめたよい映画だったと思う。
出番の割りに強く印象に残った吉田羊の演技・立ち位置は素晴らしかった。
やっちまったなあ
作品自体は面白かった。
ただ、テレビを信用できなくなった。
中井さんのコメディは結構好きだし、真面目な中にも惚けたキャラがよく似合ってた。
周りを囲うキャラ達も、潔くその役割を十分に果たしてたと思う。
社会派な側面をコメディ仕立てで創作する。
まさに、ワイドショー的な作品ではないだろうか?
ただ…
あのシーンをどう受け止めるべきなのか。
端的に言えば、情報操作だ。
その内情とその後の影響をしっかり映してる。それも善なる方向に、だ。
社会の良識をテレビは操作してますと、告知したようなもので、その事によって変化する事柄を、ある程度は予測し、最善と判断した上で皆様に提供しております、と。
どんな事柄も正義や真実でさえ、テレビは編集してしまうと暴露し、宣言してるのだ。
これをテレビマンが撮ってる事に驚きを隠せない。
なんと傲慢なのだろうか?
もしくは、潔いとでも思ってるのだろうか?
「私たちは捏造してます!」
しかもだよ?
その責任は視聴者にあるときたもんだ!
……ハラワタがニエクリカエルようだ。
兎にも角にも、そんなシーンのおかげで、後に主役が語るテレビとはが、何にも映してないようにも思える。
それっぽい事言っといただけ。
偽善でもないし、本心でもないし、経験則でもなく、ただ、それっぽい事をそれっぽく言わせて幕をひいた。
なんとくだらない暇潰しに付き合わされたのかとゲンナリした。
この情報操作がフィクションであると信じこめず、またフィクションであったとしても、それをする意思と動機がテレビ局にはあり、その手段すら用意し組み込まれてあると、そっちのリアリズムのがはるかに大きかった。
脚本にこの要素がなければ、お気に入りのコメディになってたと思う。
4.0とかつけたかった…。
前半は良い
普段僕らが見ているめざましテレビやZIPなど、ニュース番組の裏側は見事に再現できていて大変さがとても伝わってきた。
しかし、後半からは観ていて何だかショックだった。最終的に番組は視聴者を騙し、犯人までも騙したことになるので、グッとくるセリフを聞いても全く心に響かなかった。
後日の謝罪ニュースもなければ、長澤まさみとの関係も視聴者側からしたら結局どうなったの!?など疑問だらけで色々と尺が足りてないと思った。
中井貴一の映画なので期待していたが、残念。
視聴者は最後まで騙す!!
普通に面白かった
まさに“ワイドショーの意地”。ニュースの裏側で戦う人々。
【賛否両論チェック】
賛:追い込まれた主人公が、トラウマと戦いながら、立てこもり事件解決に奔走する様が、コミカルながらもカッコイイ。普段観られない番組制作の雰囲気を垣間見られるのも嬉しい。
否:ラストの手段は賛否必至。ツッコミどころも多く、本格派には向かないか。
訳も分からぬまま、立てこもり事件に巻き込まれた落ち目のキャスターが、過去のトラウマに立ち向かいながら、事件解決へと奮闘する姿が、痛快でもあり印象的です。まさに“言葉で暴力と戦う”を地で行くシーンなんかは、不思議とカッコイイです。
同時に、テレビ番組の裏側が垣間見られるのも、この映画の魅力の1つ。コーナーの担当者同士の火花散るせめぎ合いや、懸命に準備した企画が容赦なく変更されていく様、ワイドショー班と報道部との確執や、それでも視聴者が観たいものを届けようとする執念等々、普段は観られない世界を覗き見る楽しさがありますね。
ツッコミどころは多々ありますが、それでもクスッと笑えてグッと来る、そんな娯楽作品に仕上がっています。
GOODBYE TV SHOW
低レビューに反する面白さ〜ドラマ化希望!
まぁレビュー低いし、ドラマ視聴率低迷してるフジテレビ制作だし、かなりハード下げて劇場へ
TBSで一世風靡したドラマ以来の中井さんと時任さんの共演とまさみちゃんと羊さんを楽しもうと観ました^^;
いやぁ〜テンポしかりTV局の各スタッフを演じる役者さん達が、全てエエ味出してるし、過渡期の中年キャスターの中井さん演じる澄田さんの会社と家庭での悲哀が・・最高!
トップの女子アナの勘違いブリとその座を狙う後輩アナ(長澤まさみと志田未来)のコンビも最高〜!
で、終始家の画面で、語りかける澄田の奥さん役の吉田羊さんの存在感・・・あれ何!!ってくらい最高〜!!(笑)
久々に劇場で声出して笑いました^0^!
観る側のテレビ局イメージは、一つですが・・・
視聴者には見えない一つの事件の取り扱いに関しての報道班とバラエティ班のギスギス感の描写も面白かったです。
松重さんも申し分なかったのですが、制作者も局も同じなんやし、シン・ゴジラ喧嘩売るように、あのBGMで湾岸署のサブキャラ達が、出て来てヤリ過ぎやろフジテレビ!!って言われてこそのフジテレビやのにね・・・笑
惜しい・・・☆3.8
テレビサイズでも十分楽しめますが、秋の夜長暇やし・・・って方は是非!!
フジテレビさんコレ・・・ドラマ化希望です!
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