劇場公開日 2016年10月8日

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「悪くないけど惜しい」グッドモーニングショー コトブキさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0悪くないけど惜しい

2018年11月16日
iPhoneアプリから投稿

中井貴一の主人公はとても良かった。志田未来も脇役ながら良い味出してた。でも長澤まさみはちょっと現実離れしすぎてたな。
フィクションであることは重々承知してるし、それはそれで面白いのだと思うのだけど、それでももっとリアリティを高める術はあったはず。

序盤の放送直前のゴタゴタなんかはまさにテレビ! って感じで良かった。実際の現場なんて見たことはないけど、リアリティを感じた。
メインの立てこもり事件と事件現場のあれこれは、逆にエンターテイメントとしてのフィクションに振り切れてて楽しかった。
でもラストがダメだ。序盤の伏線をうまく回収するための展開なのだろうけど、それでもさすがに無理がある。正直一気に冷めたし、終わり悪けりゃすべて悪し、だ。

惜しい作品だった。

コトブキ