「迫り来る自然の脅威」レヴェナント 蘇えりし者 Franciceさんの映画レビュー(感想・評価)
迫り来る自然の脅威
レオ様が見事アカデミー賞を受賞した話題作。
監督も有名な方でバベルや21グラムのイニャリトゥ監督でこちらも監督賞受賞。
また撮影もイニャリトゥ監督のバードメンに続きルベツキさん。こちらも撮影賞受賞。
実在した西部開拓時代の罠猟師ヒュー・グラスの伝記映画です。
圧倒的な映像美と鬼気迫る演技で約2時間半もの長編映画を押し切ります。
というのも台詞は少なく、レオ様が這いずり回り自然の脅威と美しさを見せるシーンが長いのです。
ただし、これが凄い!
素晴らしい映像とそれに決して負けない演技で映画に飽きない。
もちろんストーリーも素晴らしいもので冬の山の厳しさもしっかりと描かれていますが、レオ様の生への執着、その力を生む息子への愛情から憎しみの狂気まで描かれていると思います。
見どころばかりの作品です!
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