「凄まじい…」レヴェナント 蘇えりし者 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
凄まじい…
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復讐劇ではあるのだが…。
その目的を遂げるまでが凄まじい…。
熊に襲われるとこなんて、席の背もたれにのめり込むかと思う程の迫力だった。
まさに死の底から這い出てき、そしてまた、死の底に突き落とされても諦めない。
最悪のハンターであった。
生半可な状況ではないはずだ。
雪山ってだけで困難な撮影であったろうと心底思える。
でも、それを微塵も感じさせない。
川に流されるわ、水に突っ込むは、裸にもなる。恐ろしいまでの執念だ。
標的を目の前にした、冷静さと狂気には震え上がった。
あの攻防には至るまでも凄まじかったが、それすら霞む程凄まじかった。
記憶に残るラス殺陣であった。
夥しいまでの血が、この物語の熾烈さを物語っていた。
だが、とにもかくにも、カメラが良かった。
とても美しいアングルで、血生臭い追走劇のはずなのに、その風景やフレームに見惚れてた。
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