劇場公開日 1994年4月23日

「もっと有名になってもいい作品。」カリートの道 ブロディー署長さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5もっと有名になってもいい作品。

2023年3月5日
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彼女と2人、いや子供と3人で楽園に行かせてあげたかった。一般人になろうとあがいたが最後の最後に届かなかった。①彼女がクラインフェルドは悪い人だと言ったことを信じればよかった。②ボートで脱獄を手伝いに行かなきゃイタリアンマフィアに狙われなかった。③のしあがったチンピラを殺しておけばよかった。④クラインフェルドを裏切ることになる司法取引を受けておけばよかった。悪人から善人になろうとしたことが大事だったが、その気持ちこそがあだとなった。セントラル駅のハラハラはアンタッチャブルより上。走る地下鉄での追っかけっこはフレンチコネクションからの影響。死ぬ間際に見た楽園の看板が動き出してジョーコッカーのユーアーソービューティフルが流れてエンドロールはジーンときました。傑作!

ブロディー署長