クリード チャンプを継ぐ男 : 特集
「ロッキー」ファンの、ファンによる、ファンのための《シリーズ新章》
友情・愛・信じる心、すべての魂を受け継いだ──これぞ正真正銘の「ロッキー7」!
映画ファンの心に鮮明に焼きつく男、あのロッキー・バルボアが帰ってきた。2006年「ロッキー・ザ・ファイナル」から9年ぶりとなるシリーズ最新作「クリード チャンプを継ぐ男」が、12月23日に公開される。ロッキーと死闘を繰り広げ、そして強敵を倒すために共闘もした親友アポロ・クリード。本作は偉大なるチャンピオンの息子と、彼を鍛えるロッキーのふたりのドラマが見る者を熱くさせる、待望のシリーズ新章。この冬、すべての人に贈る、興奮と感動のストーリーなのだ。
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■【速報】「ロッキー」ファン限定試写会開催!
泣ける! 圧巻! ロッキー魂を継ぐ正統作品「クリード」へ感動の声続々!
このほど映画.comでは、「ロッキー」ファン限定独占試写会を開催。選ばれし「『ロッキー』シリーズを愛する者たち」が試写会場を訪れ、新たなるロッキー伝説の幕開けをいち早く目撃。多くの感動の声が寄せられた。
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■新シリーズ始動! ロッキーが再び立ち上がる
親友の息子、そして私たちに、あの“熱いソウル”を教えるために!
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2013年6月、MGMによって製作が発表されたある1本の映画作品。その内容に、映画ファン……いや「ロッキー」を愛するファンは心から驚いたに違いない。それは、「ロッキー・ザ・ファイナル」から9年ぶりに公開となるシリーズ新作、あのアポロ・クリードの息子を主人公とした「クリード チャンプを継ぐ男」だというのだ。シルベスター・スタローン扮するロッキー・バルボアは、主人公アドニスを鍛えるトレーナー役。彼はどこまで物語に絡むのか、シリーズの続編と呼べるものになるのかと、シリーズ愛が強い者ほど、期待とともに不安も抱えていたにはずだ。だが、それは余計な心配に過ぎなかった。本作「クリード」の中心には、まぎれもなく熱い魂〈ソウル〉をたぎらす男、ロッキーが立っていたのだ。

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愛する妻や仲間に先立たれ、孤独な日々を送るロッキーの前に突然現れた黒人の若者アドニス。彼はライバルであり、親友だった亡きアポロの息子だった。その純粋なまなざしとボクシングへの覚悟を受け止めたとき、ロッキーは己が培ってきたテクニックと熱き魂を叩き込み、ともにチャンピオンへの道を歩むことを決意するのだ。かつて自らを鍛えたトレーナーのミッキー、そして親友アポロのように! 振り返れば、第1作「ロッキー」公開時、ミッキー役のバージェス・メレディスは68歳だった。今作ではスタローンが69歳、今なおファイターであるロッキーに人生の重みを知るミッキーの姿までが重なり、信じる力を、あきらめない強さを、アドニスに、そして我々に教えてくれる。
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■ここまでシリーズの「お約束」を踏襲してくれているのか!?
映画.comは約束する! 数々の「ロッキーあるある」が、あなたを熱くさせる!!
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これまではスタローン本人が全作の脚本を手掛けてきた「ロッキー」シリーズ。記念すべき第1作目はアカデミー賞を席巻し、作品賞を含む3部門受賞の快挙を達成。公開から約40年たった今でも、数々の名場面が語り継がれるほどの傑作シリーズだ。だが、「クリード」では初めて彼以外の人間が脚本を手掛けることになった(監督も手掛けるライアン・クーグラーとアーロン・コビントンの共同脚本)。しかし、その内容は「ここまでシリーズのお約束を踏襲しているのか!?」と驚かずにはいられないほどのリスペクトにあふれ、見る者の「ロッキーの記憶」を呼び起こすのだ。数々の「ロッキーあるある」が、ファンをますます燃える心と感動に引き込むのは間違いない。
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シリーズと切っても切れないのが、舞台の街・米ペンシルベニア州フィラデルフィア。もちろん今回も舞台はここだ。亡き妻が眠る墓地、そしてその名を冠したレストラン「エイドリアンズ」も登場するが、気になるのはロッキーが駆け上がった美術館前の階段が登場するかということ。果たして、親友アポロの息子は、最上段でガッツポーズを取るのか?
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新作が公開される度に話題となったのが、その過酷(かつユニーク)なトレーニング方法。市場の中を駆け抜け、生肉を叩き、ニワトリを追いかけ、さらには雪山まで登り切ったロッキーだが、今作でもそうしたトレーニング方法をもちろん踏襲。具体的な内容は見てのお楽しみだが、過去作と同じ構図のカットが随所に採り入れられ、見る者の熱い記憶を呼び覚ますことだけは約束しよう。
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「人生ほど重いパンチはない。だが大切なのは、どんなに強く打ちのめされてもこらえて前に進み続けることだ」(「ロッキー・ザ・ファイナル」より)など、数々の名言を残してきた「ロッキー」シリーズ。人生をボクシングになぞらえ、その荒波をどうやって乗り越えていけばいいのかを説くロッキーの言葉は、本作でさらに磨きがかかり、見る者の辛いとき、悩めるときの大きな力となるはずだ。
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今作には、熱烈なファンだからこそ気づく嬉しいポイントも散りばめられていることも断言しよう。中折れ帽を斜めにかぶるロッキーのファション・スタイルはもちろん、いつも弾ませていた黒いゴムボールも忘れず常備。つまらない冗談が混じる軽い口調もそのままで、まさにロッキーがそこにいる!と嬉しくなる。そして生卵……今回はどのような形で登場するか、要注目だ。
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まるで本物の試合を見ているかのようなファイト・シーンは、シリーズ第1作からの大きな見どころ。倒れても倒れても立ち上がり、あらゆるものが手に汗握るファイトは、今作でさらなる進化を遂げた。アドニス役のマイケル・B・ジョーダンはトレーニングに1年間を費やし、36戦全勝で統一ライト・ヘビー級タイトルを持つ実際のボクサーに戦いを挑む。スポーツ中継さながら、これまでのシリーズ作を上回るリアルさと迫力に驚くこと必至だ。
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ビル・コンティ作曲による、あの見る者の血をたぎらせる有名なテーマ曲は、今作でも劇場に鳴り響くのか、鳴るのならそれは一体どのシーンなのか? シリーズ・ファンなら大いに気になるはずだ。安心してほしい、そして期待していてほしいとだけ答えておこう。思いもかけない、いや、「ここしかない」というタイミングでファンファーレが奏でられ、興奮と感動の涙をあふれさせるのだ。
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■シリーズ約40年の歴史を一気に背負うのは、あのアポロの息子──
時を超えた友情と、チャンプを継ぐ瞬間を見届けろ!
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今作もまた、紛れもなくロッキー・バルボアの物語だが、隣にはもうひとりの人物が立っている。彼こそが、ロッキーの永遠のライバルであり親友だった、偉大なるチャンピオン=アポロ・クリードの息子、アドニス・クリードだ。生まれる前に父を亡くし、残された映像(ロッキーとのタイトルマッチ)でしか彼を感じることのなかったアドニスが、母との恵まれた生活を捨て、ロッキーのいるフィラデルフィアに降り立つ。「クリード」は、「一歩でも彼に近づきたい」という願いから、父と同じボクシングの世界で頂点を目指す、アポロの息子の物語でもあるのだ。
この大役を見事に演じ切ったのは、12年の「クロニクル」で注目を浴び、実話を元にした問題作「フルートベール駅で」(監督は今作と同じライアン・クーグラー)で高い評価を受けたマイケル・B・ジョーダン。「親の七光り」とあざ笑われても、リングに叩き付けられても、アドニスは絶対に夢をあきらめない。たぎる血の中には父親アポロが、後ろにはロッキーがいる。どんな強敵を前にしても一歩も引かず、ふたりのチャンプに支えられ、ともに戦うのだ。
約40年というシリーズの歴史を一身に背負う、時を超えた友情のドラマ──果たして、絶対的に不利な状況を前に、アドニスは奇跡を起こすことができるのか!? 熱い興奮と感動で見る者を震えさせる、チャンプを継ぐ瞬間を見届けるしかない。
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