「one step,one punch.だからこその号泣メーン!」クリード チャンプを継ぐ男 ヤッターさんの映画レビュー(感想・評価)
one step,one punch.だからこその号泣メーン!
ロッキーシリーズに触れてこなかった人生でしたが、ふと一作目を見てみようと思い、その流れでファイナルを見たわけです。それまでは「エイドリアーン!」というイメージしかなく、半笑の対象だったわけですが、一作目を見て襟を正され、ファイナルを見て心の中で土下座をしました。男の生き様、なんて言うと安っぽい感じになってしまうのですが、そんなものをひしひしと感じさせられるような映画でした。
そしてその魂を正当に、真っ直ぐに受け継いでいたのが、このクリードなのです。相手を倒して終わりなのではない。敵は常に自分自身。立ち向かう相手は自分自身。「やる」のは自分自身。それがもう、直球ストレートで投げ込まれるのですから、たまりません。最終決戦、ふらふらのアドニスを止めようとするロッキーに、アドニスが力強く言葉にするある決意。それを受け入れ送り出すロッキー。アドニスが立ち上がるとき、満を持して、あのBGMが…
号泣です。催涙ガスです。数々の映画を観てきた人生ですが、多分一番泣きました。見返すたびに、絶対そこで泣きます。お気に入りのシーンなのでそこだけ見返そうとするんですけど、やはりそこまでの積み重ねがあるからこそ、思いが込み上げるからこそ、涙が溢れるんですよね。
本当に大好きな作品です。人生オールタイムベスト!
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