「ロッキーからのバトンタッチに成功した」クリード チャンプを継ぐ男 2501さんの映画レビュー(感想・評価)
ロッキーからのバトンタッチに成功した
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かつてボクシング界でチャンピオンとして名を馳せるも、リングに倒れたアポロ・クリード
そのクリードの息子アドニスは、ボクサーへの夢を捨てきれず、父の親友だったロッキー・バルボアに師事する
ボクシング映画の筆頭、ロッキーの流れをくむ映画です。
アポロの息子がロッキーの弟子になるというのはなかなか胸が熱くなる展開でした。
伝説のチャンピオンとして知られているロッキーも、本作では小さなレストランを営む老人となっています。
しかし枯れたわけではなく、アドニスに特訓を施してリングへと送り込むという、前作主人公としての理想的な役割を果たしています。
特に熱いのはやはりリッキー・コンランとの試合でした。
コンランと比してボロボロに傷付いたアドニスが、気絶した直後にこれまで関わってきた人たちや父アポロのことを思い、覚醒するシーンは感動的でした。
そこから畳みかけるように最終ラウンドが始まり、あまりにも有名なロッキーのテーマと共にアドニスが戦うシーンはもう最高です。
名作からのバトンタッチというのはなかなか難しいのが現実ですが、本作は十二分にバトンを受け取ったと思います。
続編の制作もされているそうですので、楽しみにしています。
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