「21世紀になって観た映画で最高の作品。」クリード チャンプを継ぐ男 あにあにアニキさんの映画レビュー(感想・評価)
21世紀になって観た映画で最高の作品。
タイトルは冗談で言ってないですよ。
そんなに本数を観ているわけではないですが
往年のロッキーファンとしては
最上級の賛辞を捧げざるを得ない傑作。
リメイクでも、リブートでも、
単純な新シリーズでもない。
「クリード・スタイル」という、
新たな「魂の伝承」の様式を生み出した。
劇場に3回足を運びましたよ。
隣のパート7は大入りなのに
こっちの7作目はいずれもスカスカでした。
挙句に
スタローンはアカデミー逃すし
トニーバートンは亡くなるし。
でもね。
まだ観てない人は、DVD発売を待ってぜひ観てください。
無理は言いませんが、できれば6本の予習もして。
「ロッキー」のタイトルの意味と
「クリード」のタイトルの意味。深いですよ。
「不良じゃないのにボクシングをやってる」の意味は?
それは、恒例のシーンでわかる仕掛けになっています。
そして「自分がただのゴロツキでない」ことを
証明するために闘ったバルボアさんに対して
アドニス君は何のために闘うのか?
それが伝わった瞬間に、すべての謎は1点につながり
涙腺はもう崩壊。全身の毛穴から汗が噴出します。
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