「老いてなおロッキー。」クリード チャンプを継ぐ男 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
老いてなおロッキー。
ああ、また中高年を泣かせる続編が誕生してしまったじゃないか。
 どうしてくれるんだ、前作ファイナルで完全に終わったと(思って
 ないけどさ^^;)確信していたロッキーが、今度はセコンドで復活!
 いやもうこれまでのスタローンの慈善事業ともいえる俳優救済所の
 功績を観てきたファンとして、やはりこれからもずーっと彼を観て
 いきたいとは思う。私にとってロッキーはスポ根&純愛映画だった。
 ペットショップの人見知りな不細工女店員のエイドリアン(失礼)が、
 ラスト叫びまくるロッキーに「愛してるわ!」と返すあの成長ぶり!
 為せば成ることを証明した人がロッキー映画には多数登場するのだ。
 しかしあんだけ惚れていたエイドリアンが全く出演しなくなっても
 店の名前はエイドリアン。確かこないだまでは写真があったぞ??
 もう今作では墓だけかよ!?とエイドリアンツッコミも聊か楽しい。
 偉業を継いでくれなかった息子に代わり盟友アポロの息子を持って
 くるところなんてアザトイが、アポロがいいライバルだったことは
 映画を観た誰もが覚えている。今作の監督はアポロのファンだった。
 だからクリードはロッキーの続編(スピンオフ)として正統派なのだ。
 後半いよいよのところで流れるあのテーマ、ラストの大階段で(あぁ)
 ロッキーの老いに大号泣。アポロの妻メアリーの英断も素晴らしい。
(卵はどうする?そうか、焼くのか!時代だわな。うん、それでいい)
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