「まあ、普通の出来です!」クリード チャンプを継ぐ男 エンドルフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ、普通の出来です!
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映画『クリード チャンプを継ぐ男』を見てきました。皆さんの前評判では比較的高い評価だったのですが、どうでしょうか。可もなく不可もなしといったところでしょうかね。
ロッキーは妻エイドリアンにも先立たれレストランを営みながら鬱屈した日々をおくっていた。そんな所へ、かつての宿敵アポロの忘れ形見の青年、アドニスがボクシングのトレーナーをしてくれと言ってきた…。
映画のあらすじそのものはほとんど元の『ロッキー』と同じだと言っていいでしょうか。
物語の途中でロッキーが実は癌に犯されていることがわかるのだが、ロッキーは癌の治療をせずに、運命を受け入れようとする。それが原因で、アドニスの練習にも身が入らなくなるのだが、結局ロッキーが癌と戦う決意をし、治療するということになるのだが、ロッキーの気持ちが変わっところが、なぜそうなのかというのがあまりスッキリと描かれていない。
わたし的には、むしろロッキーが自らの運命を受け入れて、アドニスの勝利を見届けて亡くなる、と言うのが、収まりがいいと思っていたのですがね。
それとなんといっても音楽でしょうか。あの有名なテーマ曲が、また使われるのではないかと期待したのですが、実際にはラップ調の新しい曲になっていて、これにはがっかりしましたね。やっぱりあの曲でないとね。
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