「規格外R指定ヒーロー爆誕」デッドプール しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
規格外R指定ヒーロー爆誕
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デッドプール・シリーズ第1作。
"X-MEN" シリーズ通算第8作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
これはさすがに規格外過ぎるだろうと思いたくなるくらい、ヒーロー映画の常識をぶっ壊しているとんでもない作品だ。
氾濫しているジャンルに一石を投じている。
R指定ならではの過激なバイオレンス描写と下ネタ満載のジョークが矢継ぎ早に炸裂し、第四の壁を飛び越え喋り続ける。
そんなデッドプールを嬉々として演じるのはライアン・レイノルズ。低迷気味だった彼のキャリアはこれで完全復活か?
MCUへの皮肉や「グリーン・ランタン」への自虐など、ファンならクスりとさせられるところが満載なのも楽しい。
X‐MENのコロッサスやメガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドなど、脇役のキャラも立ちまくりで、やり取りに笑いが止まらなかった。ドーピンダーがお気に入り。
いいかげんな感じに見えても、その実ハートは純粋なデップーに感動したりしなかったり。冒頭のモノローグで、「この映画はラブストーリーだ」と発言していたが全くその通りで、最終的にはちゃんとヴァネッサとの愛の物語になっており驚かされた。ふたりの愛情の美しさに惚れ惚れとした。
[以降の鑑賞記録]
2018/10/07:Blu-ray(字幕)
2024/08/14:Disney+(吹替)
※修正(2024/08/14)
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