ONE PIECE FILM GOLDのレビュー・感想・評価
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50点
映画評価:50点
ワンピース劇場版第13作目
オススメタイミング:[パラレル:750話後】
またしても、
原作版とリンクしない世界線です。
ドレスローザ以降、一味全員が合流した状態でかつ、キンエモン等の同行者がいない事は原作にはありません。
ですので、この劇場版は観なくても問題ありません。
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次に作品の紹介ですが、
劇場版特有のワクワク感と、特別感に包まれており、冒頭から楽しかったです。
スパイアクションや一攫千金!
奪い合い、騙し合いの痛快テンポ
まさに海賊といっていいくらい
夢が詰まった世界でした。
私たちでいったら、
ラスベガスで豪遊するみたいなストーリーです。
それくらいキラキラしてました。
敵も個性的で、
ちゃんと印象に残ったし、
総じて良作だったと思います。
じゃあ、何故点数が伸びなかったかと言うと
【何も得るもの】がなかったという所でしょうか。
ただ見ただけ、
考察したい事もないし、
感動もしない、
ただルフィが暴れたのを見ただけ、
それでいて原作にも噛まない。
だから、可もなく不可もなく
というのが感想でした。
【2023.1.19観賞】
2022 213本目
キャラ設定が良かったです
ひどい
夏休み向けの映画と思えば一応は観れる
全てが無難。本編には影響しないそこそこ強い敵が出てきて一旦主人公側が苦戦するけど最後は勝ってハッピーエンド。漫画作品の劇場版ということで、そんなストーリーだろうとは誰もが予想すると思うが正にそのままである。俳優女優の棒読みなゲスト声優が出るところまで含め夏休み映画を作るために作られたストーリーにしか感じないが定番通りな分、特別どこか悪い箇所がある訳ではない。大衆時代劇を見る感覚で見ると良いと思う。漫画本タイプの入場特典を配ることもこれ以前の作品から始まっていたし、映画のストーリー外のCM性などを含めても、ワンピースの映画の中で一番意外性の乏しい作品だと思う。
エンタメとしてのボリュームは満点、終盤のダレに不満
シリーズ未見。エンタテインメントだよなーと思いつつ、2時間を怒涛の組み立てで魅せていく展開に驚き。さすがの一言。確かに終盤は長かったけど、置いていかれることなく楽しめた。
ギャンブルの船に行き着いた一行のド派手な逆転劇となる今作。豪華絢爛な世界観に酔わせつつ、いつものアクションへと帰結するような起承転結が上手い。そこにいつもの空気感と違ったギミックが混ざり合い、今作の中で完結できるようなリードも張っている。だから置いていかれる点は特になく、キャラクターの関係性をもう少し知っていればより深いところを感じられるのだろうと思った。
また、作品の主題とも言える「金」にまつわる人間模様も導入が上手い。目がくらみ、何かと比較する…そうした点をアニメらしいギミックで動かしていく。また、映画オリジナルキャラが誰かの過去を握っているパターンも既存のファンの心をくすぐるところ。
その一方、終盤のバトルシーンはやや長め。いくつもキャラが同時に動くことで見せ場を作っていくが、さすがに飽きがくる。回想も明らかに悪人にさせないためのリードだったし、少々お腹いっぱいだった。
たまには観ない作品を観るのも面白い。まさに究極のエンターテイメント。ここまで続くのも含めて凄いなと思った。
ダメなファンサービス
『STRONG WORLD』『Z』『STAMPEDE』に比べるとかなり大味な出来だった。各キャラクターの特性があまり活かされることなく物語だけが前へ前へ進んでいくので、見ていてただただ疲弊する。
「ブルック=既に死亡」とか「ナミ=泥棒猫」みたいなキャラ固有ネタもないわけではないんだけど、それは単なる事実確認というか、『ワンピース』としての必然性がほとんどない物語世界をどうにかして『ワンピース』へと引き留めておくための応急策のように思えた。
ロブ・ルッチ率いるCP0と革命軍サボの登場に関しては本当にただのファンサービスだった。ファンサービスであること自体は別にいいんだけど、せめてそういう興行的目配せを物語的必然性で隠匿するくらいのプライドは見せてほしかった。本作から2人を差し引いたところで話の顛末には何ら影響はなかったと思う。
その点『STAMPEDE』はよかったな。存在そのものがファンサービスみたいな映画だったけど、物語から誰か一人でも欠けては意味がない、という緊張感があった(「最悪の世代」以外)。
しかしテゾーロの過去がフラッシュバックするシーンの演出はかなりよかった。古き良きモンタージュといった趣で、説明を極力排しながらも彼の壮絶な過去を鮮明に描画できていたと思う。作画もさすがといったところ。まあ、だからこそ他の部分のアラが必要以上に目立つんだけども…
あとこれは尾田栄一郎監修のワンピース映画全般に言えることだけど、キャラクターたちの動きが滞ったときにとりあえずバスターコールを発動(あるいはそれに準ずる規模の海軍襲来)させるというのはさすがにパワープレイが過ぎるんじゃないかと思う。映画内でバスターコールが発動されればされるほど、本編エニエスロビー編での一味とメリー号の決死の逃走劇が迫真性を失っていくように思う。
原作ファンとしては不満。ワンピ映画ファンとして見ればまあ満足。
劇場版の意味
ONE PIECEの世界
今まで、漫画やアニメは触れてきたものの、映画は観たことのなかったONE PIECE。
個人的にカジノっぽい雰囲気、世界観のある作品が好きなのも相まって、本作を鑑賞。
初めてONE PIECE映画の世界に入った人間からすると、圧巻の迫力とストーリー性が結構面白かった。スピーディでスリルあるアニメ作品が好みなのかもしれない。
この男に、賭ける。
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