シークレット・ロードのレビュー・感想・評価

全10件を表示

4.0ロビン・ウィリアムズ版「さざなみ」

2020年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.8
ロビン・ウィリアムズ最後の作品。それを思うと涙がこみ上げる。ありがままに生きる事の難しさ。何歳からでもやり直しはきくと人は言うが、積み重ねた年の分、自分も相手も傷つける。
まるでロビン・ウィリアムズ版「さざなみ」だ。
世界はほんとに惜しい名優を失くしてしまった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カメ

2.0侘しい最後

2019年9月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

寝られる

ロビン・ウィリアムズ最後の主演作らしいが、同じ宣伝文句の作品が他にもあったような…?
どれが本当の最後の主演作か曖昧だが、こちらは全米公開で公開された最後の主演作らしい。

安定した生活を送る初老の銀行員。
ある日、男娼の青年と出会った事により、自分の人生に大きな変化が…。

カミングアウト的な自分の中に眠っていた青年への特別な感情。
恵まれてはいたものの、心の何処かで空虚さがあった自分の人生…。
ふとした出会いや出来事によって、自分の人生を見つめ直す…という、題材的には悪くはないヒューマン・ドラマなのだけれど、
青年は主人公の人生をかき回し、主人公も厄介事に巻き込まれたり、翻弄されたりして、ただメチャクチャにされただけのような気がして、これで自分の人生を見つめ直すと言われても…。
心情の変化もよく分かり難く、良かったのか悪かったのか、何だか解せなかった。
主人公というより、ロビンの佇まいが侘しい。

あれだけ多くの良作や好編を残しながら、最後の作品が大して面白味も無ければ精彩にも欠けるこんな地味な作品とは…。しかも、日本劇場未公開。
企画中だった『ミセス・ダウト2』のような、ロビンはロビン!…というその人柄や魅力溢れる作品を最後に見たかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
近大

3.0わからない

2019年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

わからない、というのが正直な感想。

主人公の立場に立って考えることが、できないのだ。簡単に言うと特殊すぎるおっさんなのだ。
だから、おっさんの行動、感情の動きが的外れかどうかも、こっちにははかる術がない。これだけ、特殊な人生を送ったおっさんなら、あり得る話しかあ?と傍観者として眺める他ない。

全体の雰囲気は落ち着いていて悪くないと思う。。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
okaoka0820

1.0説明不足

2016年10月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

豪華な俳優さんを使いロビン ウィリアムスの遺作だけど説明がなくてわかりづらい点々としていて変化がない、つまらないとしか言えない。短くて良かったと思います。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ジョバンニ

4.0地味ながらロビンからの最後のメッセージに胸が熱くなりました

2016年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

確か「余命90分の男」もロビン・ウィリアムズ最後の主演作なる謳い文句だった気もしましたが、この映画も同じなんですよね・・・。
実際どちらなのかは分かりかねますが、あちらは少々残念な出来だったので、こちらが最後と思うことにしましょう(笑)
まあロビンらしい映画と言えるかはかなり暗めな内容なのでちょっと微妙でしたけど、地味ながら作品そのものの出来としては、何かと考えさせられつつも優しい気持ちにさせられる良作映画だったと思いましたよ。

人は多かれ少なかれ、自分を偽って生きています、そんな自分にどこかモヤモヤした気持ちがありながらも、自分の置かれた立場や状況から、今更本当の自分を全てさらけ出す事なんて出来なくなってしまってるんですよね。
ロビンが演じた初老の主人公ノーランもそう、完璧な妻がいて、仕事も銀行の重役と、何不自由のない生活をしていて、傍から見たら完璧な人生に見える、しかし本人はどこか寂しそうと言うかモヤモヤしたものを抱えながら生きてるように見えて、思わず感情移入させられてしまいました。
また亡くなる直前だったからか、寂しげな表情が物凄くリアルだったので余計に・・・。

本当は同性愛者なのに、偽りの夫婦生活をしている様子も、妙に緊張感があって何気に見応えありました。
お互い何となく気付いてはいるけど、幸せ夫婦を装っている、そんな様子がロビンとキャシー・ベイカーの名演によってどこかリアルに感じられて、心に突き刺さると言うか何と言うか・・・。
まあ同性愛ではないにしても、何となくこの夫婦の感情が手に取るように分かると思われた方も多いであろう夫婦の描写だったのではないでしょうか。
それにしても終盤2人の本音が炸裂したシーンは、物凄く生々しかったなぁ。

男娼レオとの交流も、見ていて胸が痛くなりました。
優しく包み込む愛情を注ぐノーランに、戸惑うレオ、レオはレオなりに必死に生きてきたことが伝わってくるからこそ、なかなか交わることのない2人の思いに胸が苦しくなりました。
幸せの価値観は人それぞれ、何となく結末の想像は付いていましたが(そうじゃなきゃ映画化した意味がないし)、ロビンのあの表情が幸せとは何なのかを体現していて、とても印象に残るラストシーンでしたね。
ロビンよ、安らかに・・・。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
スペランカー

3.5ロビン・ウィリアムズ最期の主演作。

2016年5月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

これが最期ですか…。もう少し明るい作品だったら良かったのに…と思ってしまいました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
海(カイ)

4.0遺作

2016年4月26日
iPhoneアプリから投稿

グッドモーニングベトナム。大好きでした。
悩み病んでゆく本作の主人公は、最後に自らの道を選びましたが、彼自身は自らの終幕を選んでしまいました。
まだ、たくさんの作品に関われたであろう彼の御冥福を御祈りします。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
蒼バナナ

4.5切なさが溢れている

2016年3月11日
Androidアプリから投稿

何もしなくていい、見ているだけで、抱き締めるだけでいいと壊れ物を扱うように優しくそっと触れるローレン、そんな扱いに戸惑うレオ。二人で居るときの何となく気まずい雰囲気。居心地悪そうなレオ。全体に流れる生々しい感覚に捕らわれて目が離せない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
おこげ

4.0地味ながらも良作

2015年11月26日
iPhoneアプリから投稿

ロビン・ウィリアムズさん主演となる遺作品ということで、ストーリーとは別な想いも馳せながらの鑑賞。

物語の主人公は借りの姿で長いこと生きてきた。妻も同僚も知らない内なる魂の姿…
でも、ある時ある人との出会い(巡り合わせ)がきっかけとなり、彼は抑制していた自我を内に収めきれなくなってしまう。次第に周囲にも取り繕えなくなり追い込まれていく。元の鞘に収めることも出来たであろうが彼は心がそれを望んでいないことに気付いてしまった。作り物の笑顔の仮面はもうかぶりたくないんだと。

"結果として社会という枠組みの中ではだいぶ外れたかもしれない。
が、これからはありのままの自分で新しい道を選び歩いていける。ハンドルは何度でも切り替えせばいいのだ。なんと清々しい風が抜けたことだろう。"

そう主人公の声が聞こえてきそうです。
全編通して度々出てくるマイカーを運転するシーンが私には印象的でした。様々な表情を見せますが、やはり吹っ切れた後のあの顔がロビン・ウィリアムスの18番顔で(笑)今作でもありがとうと言いたくなりました。
そう、子どもみたいに飾らない笑顔。
彼のその笑顔を見ていると
これは演じて笑っているんじゃない
その人(役柄)の心の底からの涙や微笑み、言葉の一言一言が私達の心を揺り動かし、深い共鳴を呼ぶのだろうと感じましたし、その笑顔が輝くのは、対極の混沌とした感情が背中合わせにあるからなのだろうかとも…
闇があるからこそ、光が良く見えるのと一緒。。

最後に 主人公の奥さんの立場からすると、同性として心情が痛い程わかります(苦笑)なので、エールを贈りたい。彼女もまた、模索しながらも自分の生き方を見つけて欲しいなと。助手席も楽かもしれないけれど、ハンドルを握って思い描く道のりも悪くないよと。
幾分、自省の念もこめて (^^;;

コメントする (0件)
共感した! 0件)
sonje

4.5自由世界へ

2015年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

私はおかしいとは思わない
異性を好きになってもいいと思う
地球にはもう必要以上に人が沢山いるのだから今更子孫繁栄でもないしね

みんなもっと好きにすればいいのにと思う、普通だとか普通じゃないとか小さい事をいちいち世間はうるさすぎる
海外じゃ多くの有名人がカミングアウトしてるのに日本はまだまだ難しいかも
歳をとったっていいじゃない、好きなものは好きと言いましょうよ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カルヴェロ