セトウツミのレビュー・感想・評価
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ヌルい笑いが絶妙 www 青春の名作!
爆笑にならないヌルさのさじ加減が超リアル!
そもそも青春なんて、そんなもんなのかもしれない。
またそんな青春に対してドラマチックなタンゴのBGMが切く心に響くw
映画にする事により掛け合いの間がうまれ、原作漫画以上に会話の面白さが引き立った。
池松壮亮と菅田将暉の名コンビ、彼らならではの青春の名作!大森立嗣監督天才‼︎
もっと見ていたくなる
一話目は、どうしても原作と比べてしまうから、若干の違和感は感じてしまったが、すぐに二人の世界に引き込まれた。
75分ていう時間は俺には短すぎた。
もっと、ゆる〜い時間を堪能していたかった(笑)
制作側の回しモンちゃうで(内海風)。
これほどまでにリアルを追求した
青春映画があったでしょうか?
全体を通して一連のストーリーがあるわけでもなく、
盛り上がる展開をするわけでもなく、
部活を通じた仲間との絆を描くわけでもなく、
現れたヒロインを奪い合うわけでもなく、
ただただ、川沿いでたわいもない話しをして日々過ごす男子高校生(17)2名。
どこにでもいそうな男子高校生(17)2名。
普通の高校生の何気ない会話をして時間を潰すさまが、不思議なまでにとても面白い!
漫才顔負けのやりとりで終始シュールな笑いが止まりませんでした。
さらに主演の2人の演技力がそれに拍車をかけ、鑑賞回は終始笑いが劇場のいたるところから起きていました。
また、原作通りなのでしょうが、新生活に胸ときめかせる1年生でもなく、受験や就職など次のフィールドに進む準備をしつつ、高校生活の集大成をおさめる3年生でもなく、中だるみまっさかりの高校2年生という設定が絶妙。
「あぁ、自分もそういやこんなんだったかもなー」と思わざるを得ませんでした。
掛け合いの間と要所で挿入される音楽での間の取り方が絶妙。飽きが全く来ない構成になっていて、あっという間の75分でした。
内容は数日したらほとんど忘れてしまいそうですが、またふと観たくなる妙な中毒性がある、色々な意味合いで面白い作品です。
大人になる直前、束の間の貴重な時間
た・・・
というハナシには、ほとんどストーリーらしきものがない。
そんなストーリーらしきものもないふたりの一年。
映画は、高校2年生という時期が活きている。
まぁ、思い起こせば、自身の高校2年生の頃は、もっと活動的だった。
走って汗は流さなかったけれど、文化部で部活動をしていたからね。
でも、こんな、どうでもいいような時間もかなり過ごしたような気もする。
それは、大学生のころ。
入学して1年ぐらいは、なんかこんな感じ。
無為な時間が何となく流れている・・・
そう、まだ、社会人にもならず、とはいえ目いっぱい他のことに熱を上げるというようなことをしなくても、生きていくことができたあの頃。
当時の流行の言葉でいえば「モラトリアム」。
刑の執行を猶予された期間。
大人にならずにいられた時間。
そういうものが蘇ってきました。
セトとウツミが交わす会話はホントウに取り留めもなくしょうもないことばかり。
なので、観終わって会話の中身はほとんど思い出せない。
思い出すのは、セトの家庭事情や、ふたりが恐れている不良の鳴山の家庭事情、それに、お寺の娘の樫村さん(中条あやみ)とふたりの間の三角形ともいえない微妙な関係。
取り留めのない会話の裏には、かなりの「大人(少年たちも含めて)の事情」が垣間見える。
こういう何となく流れている無為な時間が終わってしまうのは、かなり切ない(たぶん)。
なので、続編が観たいような気もするが、ふたりの関係が終わってしまうのを観るのも切ないので、続編はつくらないでいただきたい。
こんな青春映画もあり。
ふたりの高校生が喋るだけの映画。
漫画が原作らしいです。読んではいませんが、日本の漫画は本当に幅が広いですね。
心に残る映画では無いけど、観てよかったとおもえる映画です。
劇場は終始笑いに包まれ、一体感がありました。私も堂々と笑うことができた。「なんかレディー・ガガみたいやな」が一番笑った。
川で暇をつぶすだけの青春でもいいじゃないか
面白かったです。爆笑はないもののクスクスと笑えるような作品で、人生の核心をつくようなセリフも何個かあったりしてよかった。
1人でも大切な人がいればそれだけで充分なんだ。
たっぷりと間をとったシュールな漫才を見てるような感覚
瀬戸と内海が放課後に暇つぶしに川沿いの広場で、ただ徒然に会話をする様を見せる映画。
台詞の面白さというより間の取り方で笑いを取るタイプの演出。
季節ごとに1話ずつ展開。
大爆笑の展開も恋の駆け引きも大きな事件もないが、二人だけで作る会話劇が癖になる。
3分に一度クスクスとさせられる映画。
実力派コンビ
もっと長くても楽しめる
もっと観たいと思ってしまった
毎週ドラマででもやったらいいのに
(この演者でやって欲しかったんだよ~)
また続かないかなと期待してしまう
マンガ先に読まない方がもっと楽しめたかも〜
あの、
映画館で笑うのは全然いいんだけどさ
だからっつってそのノリでフツーにしゃべってんじゃねえっていう
後ろの人がとても邪魔だったのがホント残念極まりない
瀬戸内海
喋るだけの青春、とても好みだった。
この二人の役者はやはりヘビロテだけあって凄い。上手い。
でも、本当の高校生の年代の役者で見てみたかった気もする。
まあ、リア充っぽい女子が多くて、映画ファン以外にも普通にこの二人って人気あるんだなと、一つ社会勉強になりました。
そのリア充たちが始まる前からうるさくて、始まってからも喋っててハズレ回に来てしまったと思ったけど、結果的に彼女たちの笑い声が“シナジー効果”で面白さを倍増させてくれたので、とても感謝。
たまにはこういう雰囲気で映画を見るのもいいね。
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