「【性格も学力も違う17歳の高校生男子の大阪のどこかの川沿いでの、おバカな会話劇。いとをかし。】」セトウツミ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【性格も学力も違う17歳の高校生男子の大阪のどこかの川沿いでの、おバカな会話劇。いとをかし。】
ー 作品の名前だけは知っていたが、今更ながらの鑑賞。-
■感想
・内海想(池松壮亮)・・学力は高いが、他者とのコミュニケーションをとる事が面倒な、冷めた男の子。
・瀬戸小吉(菅田将暉)・・学力、やや低めだがどこか憎めない心優しき男。
・樫村一期(中条あやみ)・・お寺の娘さんで、内海の事が少し好き。
ー ほぼ、内海と瀬戸との、”ある意味どうでも良い”会話劇が単和形式で綴られる。
◆二人の言葉の使い方(ボケと突っ込み)及び他の登場人物の絡み方のセンスが素晴しい。
けれども、そこはかとないペーソスがにじみ出る、可笑しみが後を引く作品群である。 -
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