幽幻道士(キョンシーズ)2

解説

1980年代に一世を風靡した人気ホラーコメディ「幽幻道士」のシリーズ第2作。キョンシー化した親方を封印した金おじいさんは、彼を故郷に埋葬するため、孫娘テンテンや孤児のチビクロたちを連れて旅に出る。その途中、キョンシー隊を連れた道長がベビーキョンシーに手を焼いている場面に遭遇する。ベビーキョンシーに封印を解かれて復活した親方キョンシーは道長を噛み、そのまま行方をくらませてしまう。やがて親方キョンシーは道長が連れていたキョンシーたちと一緒に街に現われ、住民たちを襲いはじめる。

1987年製作/97分/台湾
原題:哈囉殭屍

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0スイカ頭〜!!!!

2023年12月4日
iPhoneアプリから投稿

無印同様に軽妙なアクションと不可思議な呪術の波濤を心ゆくまで楽しめる娯楽作品だった。やっぱり「勅命陏身保命」の札がビューっと飛んでいき、額にビターッと貼り付く一連の動作は何度見ても気持ちがいい。とりあえず組み手やって火花散らせときゃ何でもいいだろ的な大雑把さがうまいこと映像に華を添えている。

とはいえ本作最大の見どころもとい問題点は満場一致で一番最後のシーンだろう。キョンシーに噛まれ自らもキョンシーと化してしまったスイカ頭。彼がどんな魔法で元の人間に戻るのかとおそらく全ての観客が固唾を飲んで見守っていただろうにもかかわらず、まさかの爆弾特攻からの爆死という。思わず泣き叫ぶテンテン。いや、まあ、さすがにこのあと何かあるでしょ、と思っていたら早々に流れ始めるエンドロール。

え、マジで死んだの?

もっかい言っていい?

マジで死んだの???

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因果

3.5キョンシー世代

2020年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

怖い

キョンシーの大流行と共に幼少期を過ごした私。
夏休み、祖母宅に親戚が集まった際、従兄弟がビデオ一式を持ってきて皆んなで鑑賞したりもした。
当然、キョンシーごっこをして遊んだ思い出も。お札は持っていないから壁に背をつけて息止めるのが精一杯の逃げ道。
やがて従兄弟たちとお手製のお札を作ってみたりもしたけれど、それっぽく作るのはなかなか難しい。しかも白い紙…😂

『霊幻道士』の方も観ていたか、もはやハッキリ覚えてないけれど「キョンシーと言えばテンテンちゃんたち」という記憶なので、私は多分『幽幻道士』派なのだろう。
その中でも、この2が特に強烈に記憶に残っている。衝撃的な展開がなかなか受け入れられないなかでのエンディング、涙誘うラストが忘れられない!テンテンちゃんの涙も印象的だった。

これって、今観ても、そして大人が観ても面白いのかな。2が印象的過ぎて、始まりのこととか終わりのこととか、他が記憶にないから、改めて観てみようかな。

※評価は、記憶曖昧なので適当に。30年前の映像を鮮明に覚えていることや繰り返し鑑賞したことなど踏まえて「標準のほんの気持ち上」な感じで。

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まりぽっさ

2.5子ども向けキョンシー

2016年5月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

当時もう30年ほど前大ブームを巻き起こしてたキョンシー。
テンテンにスイカ頭、チビクロは僕のアイドルだった。
記憶の中に凄い面白い作品として残っていたので、当時の僕と同じ歳になった子どもたちと観た。
誰でも楽しめる作品と言うよりかは、子ども向けのキョンシーだった。
大人には物足りないと言うか、子どもの映画だなぁと気軽に観れる、前に観た記憶を辿って、「あ、これ覚えてる!」「こうなるんじゃなかったっけ?」と楽しめた。

子どもたちはキョンシーに怖がり、笑い、ベビーキョンシーを可愛いと良い、テンテンたちの活躍にワクワクしてた。

お札やヌンチャク、刀や特殊霊魂?のパワーアップなど子どもには堪らない映画だと思う。

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奥嶋ひろまさ
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