「後妻業の女の「業」」後妻業の女 ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)
後妻業の女の「業」
このブラックコメディおもろいですわ。大竹しのぶと豊川悦司のコンビが最低で最高。やっぱりインモラルこそ映画の華!テレビ出身の監督らしくやや説明過剰な点は気になるけど後妻業というヤクザな商売の「業界もの」として考えれば必要なのだろうと納得できる。今年の東宝は絶好調だな
描いているのは後妻業であり後妻の「業(ごう)」でもあると思う。それは大竹しのぶが「涙が枯れてる。いっつもこうや」とひとりごつシーンに顕著。もっと突き放してもよかったけどそうしなかったからこそクライマックスのあの空いた口が塞がらない名シーンが生まれた。かなわんなあ〜
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