「木村多江の使い方」永い言い訳 kaz55さんの映画レビュー(感想・評価)
木村多江の使い方
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モックンは普段もああいう感じだと思えるほど適役だった。自意識過剰で自己顕示欲が強くて他人より自分を愛してるっていう雰囲気。でも妻の友人の子たちと接するシーンは、実際に3人の子がいるからなのかとても自然で微笑ましかったな。竹原ピストルの演技は決して上手くはないけどまあまあ存在感あった。
最後のテロップで木村多江って出てたのだけど姿を見た記憶がなく、気になったのでネットで調べたら電話の声だけの出演だった。奥さんを事故で亡くした直後にあった電話。留守番電話の長いメッセージには、すごく心配している様子からだんだん怪しい宗教に誘い込むような感じになって行く様が何ともおかしかったのを思い出した。確かにあの声は木村多江だった。でももったいない使い方するなぁー。
全体的にはやっぱり原作本の方がよかったという気持ちが強い。また読み直してみたくなった。
パンフレットをじっくり読みたかったのに完売で入手できず残念。行けそうな他の映画館に問い合せても完売との事だった。せめて公開期間中は在庫確保して欲しい。
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