クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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もっと面白いかとおもった
黒沢清監督作ってことでノーマルでないことは予測してた。導入は至って正統派だが… その後かなり無理のある展開と構造。うーむサスペンスとして酷い出来。黒沢清はこういうのを撮るべきではないんだよなぁ。最終盤に車を走らせる超非現実的ショットが一番面白いんだもの…。
結局香川照之の演技でどうにか見れるレベルだった。こういう犯罪サスペンスは撮るべき人が撮らないといけないと思いましたね。
【全編に漂う、不穏で不快な雰囲気を一人で醸し出す香川照之の怪演(含む、香川さんでしか表現できない”顔”)に深く引き寄せられた作品】
黒沢清監督渾身の一級品のサスペンススリラー。
高倉(西島秀俊)は刑事として、ある大きな失態を犯し、今は大学の犯罪心理学者。新居に引っ越し、妻、康子(竹内結子)とは”表面上”穏やかに生活している。
隣人、西野(香川照之)に挨拶をする康子。西野の言動、態度は一貫せず、警戒心を抱く高倉。
<もう、序盤だけで、怪しき香川ワールド全開である。(取り分け、印象深い”顔”)>
6年前に起きた本多家一家失踪事件が絡んできて、その事件を捜査する野上刑事(東出昌大)は高倉に協力を依頼するが・・。
サイコパス西野の魔術に懸かったかのように、”あの印象的な”死体処理をする康子の姿。
西野の家に住む少女 澪(藤野涼子:当時、”ソロモンの偽証”藤野涼子役で鮮烈なデビューをした。頑張って欲しい・・。)の発する言葉。
<ラストの高倉と西野の遣り取りも鮮明に記憶に残る、黒沢清監督が世に送り出した怖ろしき物語。香川照之の怪演あっての作品でもある。>
<2016年6月16日 劇場にて鑑賞>
つじつまが合わない
ずっとドキドキしながら、大どんでん返し、盛り上がりを期待しながら観ていましたが、「ん?」という感じで終わり。「なにがあったの?」「なんで?」「どうしてそうなるの?」 「?????」だけが残る映画でした。香川照之の演技に◎で、3点ということにします。
まあ確かにリアリティは犠牲にされているが
香川照之の不気味さに目が行きがちになるが、西島/竹内夫婦側もなんかちょっとずれてるというか、付け込まれる要素ありありだなと。超絶傑作『Cure』を期待しなければ、気持ち悪さをしっかり味わえる。
2回みよ。
邦画でここまでサイコな映画だとは見くびっていました。
正直、西島くんはかっこいいけど演技下手だし
香川と竹内は演技の上手さが鼻に付くし
西島と香川のコンビって他でも何度かあるのでまたかよ。と思ってしまった。
警察の動きとかね、突っ込みたいところは多いし、
妻がシチュー持って行くのもオイオイ❗️って言いたくなる。
でも全てを説明しない脚本に逆に想像力を掻き立てられる。
妻はいつから西野に操られてたのか?握手のとき?注射のせい?
川口春奈は、澪と同じことをしてた可能性は?
高倉が最後に撃とうとしたのは澪?
家の配置にこだわる理由は?
グロいのがダメなので直視しないシーンもあったけれどもう一度みて謎のヒントがあるかもと思ってしまう映画
え、なんで?というのが続く…
あの注射みたいなものの正体は何?最後、西島秀俊演じる高倉が洗脳(?)とか注射打ち込まれても虚脱状態がなかったように反撃できたのは何故?川口春奈演じるサキの存在も「あれで終わり?」ってなったし。ホント、どう解釈すんねんっていうポイントが多々ある。
主人公の高倉もサイコ的一面が見えたのが、執拗にサキから話を聞き出そうとするシーン。サキがあの時に「きっとあなたは恐ろしい目に遭う」的な事を告げていれば、サキの存在感も少しは出るし、その後の高倉の災難の前フリになって、個人的には良ポイントになったのだが。だとしても評価は1点止まり。
ストーリー違いすぎる
原作はとても面白かったのに、なぜこんな映画にしてしまったのか、ガッカリでした。出演者が豪華なだけ。内容は最低。
1番重要なピアニストをなぜ削除したんでしょうか。
高倉、野上と同級生で西野とも関わりがあって全てに要の人物なのに、、、だからあんな変な結末になってしまう。原作者は悲しくないんでしょうか。
とにかく残念な映画でした。
この監督には監修を付けてあげなよ
原作読んだ流れで本作を鑑賞したのだが本当に最低の映画でした。
物語が面白くないといった次元ではなく、登場人物の行動がとにかく雑で(役者も嫌だったろうな)関東人でも“なんでやねん”とツッコミせずにいられないご都合主義の行動が本当に苦痛な映画で2/3でギブしました。
この監督はある程度の知名度もあり悪気もないのだろうけど、今の力量で商業映画監督を行わせるのは周りに迷惑をかけるだけで何も生まない。
タルコフスキー、ゴダール、キューブリック…CUREを観て世界観をかうファンもいるようだけど、何十年やってそれ1本。
結局デッサンが下手な人が抽象画を描いてるって話。基本が出来ていない人はキューブリックにもピカソにも絶対なれない。芸大どうした?(笑)
まぁ何か殺伐としたので良ければ下記も(笑)
【クリーピーを観るべきか判断表】
■あなたの外出中に対面の家が全焼する火事がありました。
■あなたが帰宅すると妻(夫)が言いました“隣の家の人は目の前で火事が起こっているのにテレビを観てたのよ!”。
■翌朝あなたと妻は“隣の家の人がガソリン容器と火事の家で飼われていた犬の首を、庭に埋めている姿”を目撃します。
■あなたは大事な用事の為、通報を妻に任せて出掛けました。
■あなたが帰宅すると妻は“隣人が火事の最中にテレビ観てた!って通報したのに無視された”と警察の怠慢に激怒していました。
↓
あなたが “隣人が庭に諸々を埋めていた件” を警察に話していない妻(夫)に抱く感情は?
A.ボケ!アホ!カス!死ね~!
B.病院に連れて行こう。
C.ギブアップ(離婚)させてください。
D.恐怖。おまえ…サイコだろ。
E.妻(夫)と一緒に警察に対して憤慨する。
↓
・A.B.C.Dを選んだ人がこの映画を観ると、同様の感情を継続的に味わうことになりますのでお薦めしません。
・E.を選んだ人は“タイタニックvs貞子”もお薦めですので合わせてどうぞ(笑)
タイトルなし
香川さんが怖いだけで、警察とか、(犯罪)心理学やってるくせになんで…っていうやり取りとか、こんなことあるって所が多々あり。
あんなきれいだから許せるのかもだけど、操られててもこんな裏切る奥さんやだよ…。
最後ワンちゃんが殺られちゃわないことだけは良かった
こわい
CMだったか、香川照之が物陰からのぞいてる映像と、煽り文句に惹かれて見に行きました。
サスペンス系かなあと思ってたら、がっつりサイコパスで見に来たのを後悔しました。
出演者のみなさんの演技が凄かったです。
話としては全て香川照之の思うまま…といった進行の仕方で、ご都合主義かなあとも思ったのですが、サイコパス映画なので、現実の普通は普通じゃないのがこの映画の怖いところなのかなあと考えました。
個人的に銃口を向けられるのと、銃声が大変怖かったです。全編静かで薄暗い不気味さだからかな??
今度からホラー系を見に行く時はもうちょっと調べてから見ようと思いました。笑
サイコパスの恐怖に怯える
実在しそうな話で恐怖を覚えた作品。
現代社会における近所づきあいの薄さとサイコパスが身近にいるかもと考えさせられた。
西島秀俊はもう刑事の役しか出来ないようになってしまったのかと心配にはなりますが、キャストも十分な顔を揃えて見応えはあると思います。
実際にサイコパスがいても、警察の対応はあんな感じなんだろうなと考えられるので、視点はシン・ゴジラに似ているのかなとも思いました。
香川さん怖すぎる。こんな隣人はいやだ。 ただ普通の家の地下におんな...
香川さん怖すぎる。こんな隣人はいやだ。
ただ普通の家の地下におんな牢獄があったり、銃があったり、現実離れしすぎていて、逆に怖くなくなってしまった。
最後急に洗脳がとけるのもよく分からない。
実際にあった洗脳事件をモチーフにしたみたいだけどもっとノンフィクション感がほしかったなあ。
警察が弱い
あの人お父さんじゃないという予告のセリフに興味を引かれたのでようやく観賞した。
香川さんは隣人だったら嫌だと思わせる役を演じてた。
主人公が元警官なのに突っ走りすぎ。他の警官も単独行動ばかりであり得ないと思った。
あんな隣人とまず仲良くしようとする理由が分からない。
サイコパスの犯人を目立たせようと他の部分が疎かに感じた。
あんな家をどうやって作ったんだろうか。
やっぱり小説映画化は難しいよ。時間が全然足りないので小説はドラマ化が良いと思う。
香川照之を観る為の映画
始終薄暗く気味の悪い雰囲気が取り巻いている作品。それを醸し出すのは街の陰気な様子と香川照之が演じる西野というサイコパス。もうね、怖すぎ。かみ合わない会話とか、言葉と合わない表情とか。少し優しい顔を見せてホッとしたかと思えば急に真顔になる恐怖。見ているこっちさえ、機嫌を窺わないといけない!という危険アラームが鳴り響きます。しかし、香川さんの演技以外は駄作。あんなサイコパスにのこのこ近づく妻康子の行動はおかしすぎるし、高倉の行動も自制がきかずヤバい人になってる。。。警察はあり得ないほど無能。香川照之さんのファンが彼を堪能する為の映画だと思います。
ムカデ人間的な自己満映画
振り切ったサイコパスを香川さんで表現したかっただけ!あとは適当に出来る俳優で!
以上!他は気にしません!みたいな潔い感じが器用な映画とは違う魅力な気がして来た。
観てる間はなんだこの駄作?と思ったけど観て2日経った今は素敵な映画だったと思えてしまう。
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