マキシマム・ブラッドのレビュー・感想・評価

見やすかった。
脚本、アクション、キャラ個性、全部良かったです。

ラストがやっぱそうなるよな…って予想できてしまうのもこみで楽しめた作品。

渋いオッサンが
なかなかに魅せる映画でした。

正直びっくりしたし名作だと思う。もっと予算を付けてリメイク希望。

「マキシマム・ブラッド」字幕版 Amazonプライムで鑑賞。

＊概要＊
人質奪還のプロが余命わずかの姪の為に自身の臓器を提供するはずが、謎の組織の策略にはまり、提供するはずの腎臓を奪われてしまう。深い傷を負いながらも追跡を開始した彼は巨大な陰謀に巻き込まれていく。

＊主演＊
ジャン＝クロード・ヴァン・ダム

＊感想＊
ヴァン・ダムの映画を観るのは超久しぶり。
「エクスペンダブルズ」以来だなー

余命わずかな姪の為に腎臓を提供するはずが、組織の女にハメられ、ヴァンダムが自分の腎臓を取り返す為に奮闘する話です。

ヴァンダムの足蹴アクションは見事。何度も開脚が見られるので良いんですが、アクションシーンがちょっと地味。個人的にカメラワークもイマイチだし、ヴァンダムのアクションとカメラが上手くマッチされてなくて、逆に見辛かった。(^^;　でも、腎臓取られちゃったからな、そりゃ痛いし、そりゃ地味になるか。。しかしタフだなぁ～普通だったらあんなに戦ったら死んじゃうよw

でも、ストーリーは割りと結構好き。クライマックスもそんなに後味も悪くなくなかった。

総じて、腎臓取られても超タフでへっちゃらなヴァンダムが見れてカッコいいんだけど、アクションはストーリー上、地味です。しかし、ストーリーは割りと面白かったですし、話のテンポも悪くなかったので、スコア上げました。(^^)

マジかよ！を通り越して何で？と言ってしまいそうな程タフ過ぎる主人公…バトルもだけどシチュエーションがね。
大作の様なドッカーンの連発はないけど、サブミッション付きの肉弾戦、カーアクション、銃撃戦等ちゃんと魅せてくれます。

アクション映画だからご都合主義は目を瞑るとして…ストーリーは有るし、テンポは良いし、渋カッコイイし、なかなか良い映画だった。

色々無茶苦茶で突っ込み所が多い。腎臓取られてすぐ格闘かよとか。決戦の後、腎臓を取り返せないとなったときこれは主人公を死なすしかないが、どうするのかと期待したが、まさか今頃失血死?と唖然とした。最後ヒロインは弟とくっついてるし。まあ、それでもそれなりに楽しめました。