スキャナー 記憶のカケラをよむ男のレビュー・感想・評価
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話としては面白い。ただ・・・
古沢さんの脚本だけあって話はとても面白かった。ただ、映画でやるべき作品なのかと疑問は残る。どちらかと言うとシリーズもののドラマみたいなキャラ設定とあらすじのためドラマでやった方がよくなかったかと思う。
また音楽が池さんで迷コンビが事件を解決していく部分が相棒を彷彿とさせる。
俳優では、宮迫の演技力に目を見張った。野村さんの演技は少しオーバーで狂言のような台詞回しがあったためか周囲から少し浮いて見えた。
脚本面でひとつ言うとしたらスキャナーの能力が本来だれにてもできるものというのは議論が別れるところではないだろうか。例えば幼い頃のある出来事によって思念を読み取ることができるようになったという設定ではダメだったんだろうか?(ベタすぎるか❗)
とにもかくにも、ドラマで続編期待(できればシリーズで!)❗❗
楽しめて最後まで観れました。野村萬斎さんは流石だなぁと思いました。...
楽しめて最後まで観れました。野村萬斎さんは流石だなぁと思いました。もう一度同じ作品を見たいかと言われたらNOですが、続編がもし出来たら見てみたいです。
宮迫は宮迫だった?
それなりに面白かったと思う。
サスペンスとするならば、もう一捻りあっても良かったと思う。大笑いすることも、大泣きすることもなかったけど、長すぎず、テンポ良く話が進み、飽きずに楽しめた。
ただ、宮迫は芸人の役ではあったけど、いつものまんま宮迫だった…。
もう一度観たいとは思わないけど、続編なら観ても良いかもね。
野村萬斎の初現代劇の出来栄えは如何に?
映画 陰陽師で世間に広く知られるようになった狂言師 野村萬斎の初めての現代劇への挑戦ということだけで観に行った。
人の記憶のトレース物というと、洋画の記憶探偵ってお話があったが、こちらの出来栄えはどうでしょう⁈
オープニングから野村萬斎の奇っ怪な演技が冴え渡り、否応なしに人の記憶を観てしまう主人公の苦悩が伝わってくる。今後の展開に期待感 増大中!
後半の伏線の張り過ぎ演出のせいで、理詰めというよりは体感的に真犯人はわかってしまったため、ラストシーンに さほど驚きや感動はなかった。
しかしながら、エンディングで主人公のかつての行いが報われていたシーンは良かったね。
シリーズ化するかは微妙な出来でしたが、続編が出たら また観たいです。
よかった
野村萬斎のコミュ障っぽさがすごくよかった。能力も本当にあったらさぞそんな感じだろうと思った。万能のスーパーマンでない感じがよかった。他の登場人物もすごく板についていて世界の土台がしっかりしている感じがした。
ただ、登場人物の関連付けが濃密すぎて、話ができすぎでちょっと興ざめした。
愛着障害のまま大人になった人がたくさん出ていた。彼らの周りにいた大人が悪いというような切り口で、話としては納まりがいいのだが、げんなりしてしまう。
冒頭の宮迫の毒舌ネタが凄く面白かった。最後までやって欲しかった。
さすがに話に矛盾を感じる
キャラ設定と野村萬斎と木村文乃には満足。映像そのものも映画らしい美しさや力強さはあったので、映画としては受け入れることはできる。
しかし、話があまりに強引し過ぎだし、内容も何とかサスペンスといった領域。
音楽も嫌い。効果的に使っているも思えなかったし。
最も駄目だと思ったのはカメラワーク。無駄な動きやズームなどが気になった。時々意図しないであろうピントのずれとかも目立ったし、無理な長回しなどできないんだったらやめればいいのに、と思った。
骨組みはしっかりしていて、細部が全くだめだった、まぁこちらも強引に批評すればそんなところだろうか。
とはいえ面白いと思ったし楽しめたことは事実。
手練の金子監督による異色娯楽ミステリー
残留思念と呼ばれる物や場所に残る人間の記憶を読み取れる特殊能力をもつ男が主人公の異色ミステリー。
ピアノコンクールを目指している高校生少女・亜美(杉咲花)。
彼女の先生・沢村雪絵(木村文乃)がある日行方不明になってしまった。
事件に巻き込まれた可能性はあるが、成人女性の失踪に警察は動いてくれない。
二進も三進もいかなくて、亜美は、雪絵がその特殊能力を信じていた元お笑いコンビに、雪絵捜索の依頼をすることにした・・・というハナシ。
その元お笑いコンビが、野村萬斎扮する仙石和彦と、宮迫博之扮する丸山竜司ということ。
残留思念を読む特殊能力という超常能力の描くのに、脚本も演出もかなり丁寧に進めている。
特に、特殊能力を用いてお笑いを演じていたが、その能力は自分の都合の良いようには扱えないだとか、常に読み取れるのではないとか、読み取った思念が協力であればあるほど精神的ダメージが大きいだとか、そんなあたりを丁寧にみせていきます。
ここいらあたりをおざなりにしてしまうと、映画の世界観(いわゆる「嘘」)が崩れてしまうので、ちょっとチンタラしてるのではありますまいか、と思うほどなんだけど、この前半は評価したい。
また、簡潔にではあるが、仙石の口から、読み取る仕組みはこうなっている、と説明させて、後半のミスリードの布石にしているあたりも上手い。
物証物証で謎の核心に迫る通常のミステリーと異なり、被害者の思念を読むのだから、犯人の姿はみているはず。
ならば、ミステリーとしては、すぐに謎がわかってしまうのではないか、という予想を覆す展開も、前半の布石が効いているから。
なので、謎が詳(つまび)らかになるあたりまでは面白く観ていられるのだけれど、その謎が明らかになった後が少々「泣かせ」が入りすぎて湿っぽい。
これは、古沢良太脚本の悪い癖が少々出たかもしれない。
とはいえ、かなり面白く観れましたよ。
久々に楽しめた
キャストの演技などには不満はあったが逆にライトな雰囲気にはなってたかなと!
途中で、アミは先生のこと子供の時から知ってたのはなぜ?警察が被害者3人の共通点が分からなかったのはなぜ?千石さんがハンカチを返さなかったところに?って思ったところが物語が進むにつれ解明していったので良かったです。
出来れば千石さんの出生の謎が次回作になれば嬉しい
悲しい嘘
面白かった。
「才能は自分のためにあるんじゃなく、誰かのためにあるの」
凄い納得できる台詞だった。
お話もキャラクターも、申し分ない。
ただ、少しづつ残念…。
まずは、お芝居の質が…予定調和のオンパレードであること。いちいち大きいのである…。時代劇ではまだマシだったけど、現代劇となると…致命的だ。
普段、舞台に立ち客席に座るお客様に伝えるための手法が身に付き過ぎてるような感じ。
それでも、ご自身的には抑えて、抑えてやってらしたんじゃないだろうかと思う。
それでもデカい!つまりはクドい!
で、無駄に二枚目芝居をしようとする相方…。
ここぞとばかりに、アクセルを開けてくる。
あんたが気持ちよくなってもしょうがないだろ…。「ここ、俺の見せ場!」感が画面から溢れ出してる…見苦しい。
脚本の骨組みも展開も好きである。
ただ!
ただ…妹がついた嘘は悲しい嘘であったとして、そこから全ての事がズレていったとしても…兄貴が雨の中で妹を抱きしめた記憶はなんなんだ?
妹が雨の中、自分の嘘を肯定するために、雨の中ボールを返しに行ったのか?
例えばそうであったとしても、それをフォローする言葉が何もなかったのが不満であった。
「人の記憶は嘘をつく」
「都合のいいように更新される」
既出の設定ではあるが、十分楽しめた。
全編を通してライトなノリであったから、テレビへの続編を目論んでるのかもしれないが…かなり芝居がクドいので、少々疑問である。
すんなり楽しめた
シリアスになりがちなストーリーを、野村萬斎と宮迫博之の二人が、楽しみやすくしてくれている。それでいて、ストーリーには集中できる。まさかの展開にハッとした。お楽しみに。続編があるといいな。
土曜サスペンス以下の作品
この作品は、野村萬斎さん主演で多いに期待していたが残念な仕上がりである。
いかにもテレ朝お得意の土曜サスペンス調のつくりで内容はドラマ以下でがっかり。
主人公は、超能力者で見るからに変質者さらに能力発揮中は変態そのもの。
これをもっとえげつなく描いたら面白設定なのに。
いかんせん解決する事件そのものが面白くない。
ネタばれになるので誰か言えないがキャスティングにも問題がある。
まったく緊迫感のないサスペンスミステリーに興味ある人はどうぞ。
期待を膨らませ(^O^)/
デスノートの金子修監督、寄生獣、ALWAY三丁目の夕日の古沢良太脚本しかも木村文乃ちゃんも|( ̄3 ̄)|
観ないわけには行かないと思ったがチョット違うかな〜(ー ー;)狂言師野村萬斎、お笑いの宮迫博之では揃って線が太くアクが強すぎる(ー ー;)キャストミス感は感じられましたね〜(ー ー;)
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