僕だけがいない街のレビュー・感想・評価
全83件中、1~20件目を表示
なかなか面白い
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藤原は時間がリバイバルする経験を時々していた。
そんな中で母親が何者かに殺される。そして小学生時代にリバイバル。
藤原は過去の問題を解決すれば全てが解決し母親も生き返ると感覚的に悟ってた。
小学生時代に誘拐され殺された同級生の女の子と交流を深め、助けようとする。
何度か失敗するが、そのたびにリバイバルしてついに助けることに成功。
歴史が変わりその子は現代にて藤原の配偶者となっていた。母親も生きていた。
また藤原は子供時代の体験をもとに正義のヒーロー漫画を描いてヒットしてた。
本来彼女だった有村は他人となっていたが、その漫画で勇気を得た読者だった。
一連のリバイバルを通じ、藤原は一連の事件の真犯人が担任の先生だとを知った。
現代では市会議員となり、相変わらず幼女を誘拐しては殺してた。
それを追い詰めるが刃物で抵抗されて藤原死亡。
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二日酔いの時に見たけど、なかなか面白かった。
不幸な少女を過去に戻って助け、少女が心を開いて行く様子は感動したわ。
でも主人公、別に死ななくても良かったのに。
しかし石田ゆり子の可愛さは異常やな(場)
息子役の藤原と並んでても、恋人同士に見えなくもないんやもん。
一味も二味も足りない典型的なテレビドラマ演出。
タイムスリップして愛する人を救うという設定は大好物。「タイムマシン」、「タイムアフタータイム」、「タイムコップ」などなど。
しかし本作はいろいろとダメな点の方が目立ってしまった。例えば二人きりの車内で自分が真犯人として疑う教師にその犯行をつぶさに本人前にしてベラベラ喋ってどうする?
教師が真犯人だったら口封じで自分の身に危険が及ぶとわかるはず。いくら犯人だと信じたくないといっても。
見た目は子供、中身は大人のはずでは?中身も幼児退行してしまったのか?
演出、脚本がテレビドラマレベルで作家性に乏しく、映画としての鑑賞が厳しい作品。終始味気ない料理を食わされてる気分だった。それだけに子役の鈴木梨央の演技力だけが突出していた。
無料配信で見るレベルの作品かな。
原作を読んでみたい
面白かったです。
犯人が誰かはすぐ分かっちゃうし、タイトルのせいで主人公が死んじゃうことも早々に予想がつくので、あまり考え込まずに見れるタイプの作品。
ただ、悪は成敗されたけど善も死んじゃうのか~…と。助からなかった子たちもたくさんいました。原作未読ですが、原作はどうも違う結末のようですね。
ミッチーに誘きだされて川に突き落とされた藤原竜也(子役)、その後のことが全く描かれないため、そこはどうなったの?と疑問でしたが、そもそもなぜタイムリープする能力があるのかとか、疑問を言い出したら色々きりがない作品で、その辺は雑な感じです。
最後、子供の頃の主人公が口封じのために殺されているのに、また大人に...
最後、子供の頃の主人公が口封じのために殺されているのに、また大人に戻れている矛盾。犯人はその18年の間に結局罪を犯し続けている。それなのにハッピーエンドっぽく演出している気持ち悪さ。
作ってる人はおかしいと思わなかったのだろうか?見てる人は気づかないと思ってるのか?
映画だから時間が足りないのは当然だけど、論理性を保つ努力はするべきでしょう。原作はこんなことはしていなかった。原作の良さを完全に裏切って、話題性だけで集客してるのってプロの仕事じゃない。
別物
アニメから入りました。
原作者も肯定している(ってか、せざるを得ない?)から否定はしませんが、自分が期待してたのとは全く違った。
人気が出た原作で映画化したかっただけ。
製作に金掛けられず、同じ様なストーリーに出来ないからだろう。 人気がある俳優を使って宣伝して、結末を誤魔化した作品。本来のストーリーの良さが全く無くなった。
実写で表現出来ないならやるな!と言いたい。 知らない人が見たら、メッセージ性の無い、この程度の話と思うだろう。
本日テレビ鑑賞をしました。 マンガとアニメをすべて見ましたけど2時...
本日テレビ鑑賞をしました。
マンガとアニメをすべて見ましたけど2時間では描き切れてませんでしたね。
リバイバルの演出もちょっとわかり辛かったので原作を知らない人には難しいかもしれません。
主人公である悟と裏の主人公である殺人者八代との勝負なのに書き込みが薄かったように思えます。
ピザ屋の店長のやり取りや近所のお兄ちゃんは全部蛇足になっていますし、八代の兄やハムスターのエピソードを入れた方が良かったように思えます。
前半は割と原作に忠実で時間を使ってしまい、後半は駆け足で原作のサスペンス感がありませんでした。
この映画が面白いと感じた方は原作かアニメをお勧めします。
子どもの悟たちがみんなでヒナを助けて、大人になった悟が八代を追い詰めていく過程がハラハラして凄いです。
途中まではよかった
原作途中で映画化したから予想してたけど…。
原作にそってる部分は面白い。
最後はイマイチ。
タイトルの意味が行方不明。
大人雛月がふけてるのか母親とぱっと見で分かりづらい。
というかキャラが全体的に立ってないので分かりづらい。
思ったより良かった。
2019.8.18
暑いので映画を見ようとチョイス。
犯人バレバレのキャスティングや途中途中に突っ込みごところはありましたが、子役の演技に胸が熱くなりした。
特に悟が雛月を虐待から救うシーン。
原作見てないので、今度見てみます。
原作未読のため
未来を予測できる主人公が、小学生に戻り、母親と連続誘拐殺人事件の少女が殺されないように救うが、未来に帰って、その誘拐殺人犯ともみ合いの末に死んでしまう。原作未読ですが、いろんなことを入れ込みひねってみた結果、少しまとまりがなくなってしまっている印象がしました。大人が小学生に戻っているので、独白は大人の言い回しでいいが、11歳の子供たちが主人公のみならずあれだけの大人びたセリフをいう点は少し違和感あり、言わされている感がある。それと、冒頭のシーンで、自分の母親が刺されて瀕死の状態で、その現場を離れて、戻ってこないのが違和感ある。それと、小学生に戻った少年が川に突き落とされた後どうなったの?って思いましたが、結局、未来に戻ったときに死んでしまう意味なのかなと解釈はしてます。
一周まわって面白い。原作を読み返したい。
原作と異なるラストをつくったのは良いコンセプトだと思う。
とはいえ、映画オリジナル部分はご都合主義の塊で、とりあえず映画化しておきました!感が凄く、崩壊している。
結果、崩壊具合が逆に面白い。
まず、加代救出後、八代の明確に不可解な点は「児童相談所の連絡をしていなかった」ぐらいのもので、それで犯人と疑うには無理がある。もし、できるとしたら悟は相当なIQの持ち主。
なのに、悟は八代に橋から落とされ、首を切られるけれど、殺人犯を追い詰めにいくのに、何の準備もせず、無防備に突っ込んでいくなんて「バカじゃないの!?」と思わざるをえない。
八代はナイフで切りつける際、手袋もせず感情的にまかせた無計画でずさんな犯行。”狡猾な”八代はどこにいった。。。
もしこんなずさんな犯行をする人間なら、もっと前につかまっているはず。
それにリバイバル解除後、悟が目覚めるまで八代は幼女殺人を繰り返していたわけで、時効を迎えていないんだから、悟は八代を尾行し警察が逮捕できるだけの材料を集めればよかったんじゃないの?
警察に逮捕させてから、刑務所で伝えればよかったんじゃないの?
このストーリーだと、「勇気を持ちすぎて無計画な行動をすると死にますよ」というメッセージになってしまうのでは?
リバイバル解除についても「母親が殺される運命を変える」ことがファクターになっていたけれど、変更した過去の変化点は加代を救出(これだけでは解除されなかった)、八代を犯人だと特定したこと、悟が漫画家として成功し、バイトをしなくても生きていける経済力をもち、愛梨とも出会わなかったという点ぐらい。
逆に悟は、意識が飛んでいる川に落とされてから目が覚めるまでも自動的(?)に行動していたわけで・・何していた???
僕だけがいない街。
この映画を通してタイトルを振り返ると、
この”僕”というものが何をさしているのか不明で、
あえて意味づけするなら、八代に殺された僕だけがいない街ということになる。
そんな悲しいメッセージをつたえるために
こんな大々的な映画を撮影していたのかと思うと驚く。
そんな風に色々な疑問がわく。
そういう意味で面白いし、ひどすぎて原作を読み返したくなる点で優秀作なんじゃないかと思う。
後半から謎展開···
アニメのみ視聴済みで、
かなり好きな作品だったので
藤原竜也主演てこともあり期待。
途中までは違和感なくいいリズムで
進んでいたのに、2006年に戻ってからが
あっけなくてびっくり。
橋から落とされて1988年から2006年まで
意識なかったのに、雛月の反応があっさり、
すぐに動けてるのもリアリティない。
そして最後の結末は……
八代先生のサイコパス感もなく、
感動物語みたいな終わり方で衝撃だった。
藤原竜也が勿体ない。
タイムパラドクス
本人はそのちょっと前に戻る特殊能力を”リバイバル”と呼んでいたが、いつやってくるかわからない気持ち悪い能力なのだ。母親が殺されたことによって、その原因が18年前の小学5年生の事件だと考えただけで、彼はいきなり小学生の姿に!
事件は1988年。クラスメートで目立たない存在だった雛月加代が母親の虐待に遭っていて、殺人事件に巻き込まれてしまう。犯人は母親の恋人だった男白鳥潤(林遣都)だったが、それが冤罪だと母親は気付いたのだ。
2006年と1988年を往復して生活する主人公の悟。これで未来は変わったか?と戻ってみると、最初は殺害の日が変わっていただけ。何度かリバイバルを繰り返すうち、小学校の担任の先生(及川光博)が怪しいことに気付き、次に狙われそうな大人しい女子を守ろうとする悟。
タイムパラドクスの面白いプロットだったが、未来が変わってしまった登場人物の描写がもうちょっと欲しいところだ。白鳥はどうなったのか?妊娠していた加代の父親は誰なんだ?とか、サプライズがあれば面白かった・・・
あっけない
この話は、主人公が不思議な力リバイバルを使って、歴史を改変し殺された人を助けていくものだ。だから、何度も失敗を繰り返し、繰り返し、そして解決していくことにカタルシスがある。もうだめか、と諦めかけた先に光明を見いだすから面白いのだ。
映画だから、犯人の心情を深堀出来ないのは仕方ないが、一番大事なところを再現しなくてどうする。
どこかで読んだが、監督は二人の命を救う事への代償が主人公の死だと言っていたようだ。
それなら、そういうテーマの映画として一本の映画にまとめるべきだ。それが出来ないなら余計な自己主張を入れるべきではない。
最後の犯人との対決シーンは何の変哲もない退屈なものになり、途中の複線もど下手で教師が犯人だとすぐわかる。誉める所が見つからない。
佳い映画
上映当時は見てなくて、どうせ幽霊か超能力なんかの映画だろうと思ってけど、半分当たって、半分はずれた予想外のストーリー。起承転結がうまくまとまってて、犯人は初めにわかってしまったけど、どうやって暴くのか推理するのが楽しかった。結果、ほっこりで佳き映画でした。ただね、最期は悲惨なシーンなのに明るく爽快なフリをしたいがために、挿入された歌があまりに明るくて爽やかで、よく考えたら全てミスマッチ。
結局は?うん、面白かった。
原作のコンセプトを見誤ってる。
細かな差異は時間の制約などで補完して観られる事が多いものですが、本作は原作の根幹すら理解せずに完成させてしまった、私が見たマンガ実写化の中でも最低レベルの作品でした。
勇気ある行動の結末が悲劇であっていいはずがない。
原作はそういう骨子の元で物語が組み立てられてます。
え、勇気ある行動に対して悲劇になるバットエンドって、原作を途中まで読んでたらまずあり得ないでしょう。
制作陣や監督が原作者の伝えたい思いや世界観を全く理解出来なかった、故意に都合よく改ざんした作品です。
アニメ版も同じくエンディングはオリジナルストーリーなのに、きちんとコンセプトを理解した上でのエンディングを向かえてます。
制作に関わる人たちの理解度の違いでストーリー展開がここまで逆転するって珍しい、ある意味これからの実写化の反面教師的な映画になるのではないでしょうか。
出足はすごく良かったの
ネットフリックスと比べて、出足はすごく良かった。出足は。
ハムスターがほんの一瞬出たりとか。
でも、ハムスターの説明ってあった?
なかったら原作知らない人は意味不明じゃね?
時間が絶対的に足りないのは置いておいても、あまりに省かれるエピソードが多くて、原作知ってて脳内補完出来ないと厳しいかも。
で、知っていると改変されまくった後半にあまり納得出来ないというジレンマ。
こっちの方が有村架純とかミッチーとかキャストは豪華で、流石に端々の細かい部分の演技も上手なんだけど、映像とか内容ではネットフリックスに軍配を上げます
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