ラスト・ナイツのレビュー・感想・評価
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美しい映像とシンプルなストーリー展開
心が洗われました。
ありがとうございます。
自身のきれいな感覚に触れたい方には、ぜひぜひ、お勧めいたします。
伊原剛志さんが好きなので観れましたが、そうでなければ、スルーするところでした。
今回は映画って感じがした。
『CASSHERN』では、小さい頃の思い出をぶち壊され・・・
『GOEMON』では、ただあれれれれ。。。。!?
グラフィイック映像美重視の脚本脚色に噛み合ない俳優さん達の渾身の演技は、理解しようと思っても難しかった。
ただ今回は、CGに頼らず真摯に映画に向き合ってチームで創った!という感じは伝わって来ましたが・・・
モーガンフリーマン演じるバトルーク卿が、初めから主君の理不尽に屈しないって態度にそりゃそうなるよ!って思ってしまった。
それと題材でもある忠臣蔵の見所『天誅でござる』『討ち入り雪中行進』『赤穂浪士切腹』の3点の描写が異国を舞台に変えたとしても物足りない。
紀里谷監督より伊原さんは、オファー増えるような気がする〜☆3.4
日本人好みの勧善懲悪作。ぜい肉の一切ない復讐劇。
【賛否両論チェック】
賛:非業の死を遂げた主君の仇を討つべく、辛抱を重ねる主人公の姿が切なく、胸を締め付けられるよう。その分、いざ復讐の時が来て、蜂起した時の痛快さも非常に大きい。無駄なシーンがなく、飽きずに観られるのも嬉しい。
否:展開は分かりきっているので、目新しさはあまりない。グロシーンもあり。
正しい考えを貫こうとしたがために、非業の死を遂げてしまった主君の仇を討つべく、立ち上がる主人公達。・・・という、コンセプトはまさに忠臣蔵そのもの。判官贔屓な日本人の好みには、とっても合いそうです(笑)。
敵の目を欺くために、わざと落ちぶれて飲んだくれになったように見せかけ続け、世間からの冷ややかな視線にも耐え続けた主人公の哀しみや悔しさが、クライヴ・オーウェンの演技を通して痛切に伝わってきます。そしてその辛抱が結実し、遂に立ち上がった彼らが、敵の警備を鮮やかにくぐり抜け、それまでのうっ憤を晴らすかのように、命を賭して斬りかかっていく姿は、まさに痛快そのものです。
また、思わず集中力が切れてしまうような蛇足的なシーンもなく、ストーリーが全くブレずに、コンパクトかつスッキリとまとまっているのも、とっても観やすくてイイと思います。
グロいシーンも少しだけありますが、〝人の絆の強さ”を改めて見せつけられる、そんな感動作に仕上がっています。
悪くはなかったけど…。
設定とか、もう少しひねった方が良かったと思うし、演出も、もう少し何とかならなかったのだろうか?
日本人ならわかるけど、海外の人にはわかるのだろうか?
好きな俳優が出ていた割には、期待外れか?
期待ハズレの凡作でした
ハリウッド進出で才能の爆発を期待していましたが、凡作でした
ストーリーの先が読め、テンポが悪いので
お硬い史実小説を見ているようで、観ていて疲れます
そもそも、忠臣蔵がベースってゆうかパクリだしね
映像美もハリウッド映画にしては、中の上程度
白黒のアートのような画面は映画好きの中には、好きな方もいるでしょうが、大半の人はこの映画画面暗いねで終わりです(私は好きです)
紀里谷監督の良さは、3DCGの美しさです
オープニングかエンディングに元嫁のPVのような完成度の高い数分のCGの絵を入れるだけでも世界観の印象は変わったと思います
仙台で観ましたが、公開数日の休日で観客が10名以下・・・ハリウッドではもう作品作れないでしょうが、CGに力を入れる作風は好きなので次作に期待します
忠臣蔵原本を遥かに超える感情移入
日本人の女性は『えぇ、紀里谷和明!?』が先行して作品を観る前からデフォルメしがちかもだけど日本人の心に響く『忠臣蔵』のスピリッツが心に響くならばお薦め。
逆に忠臣蔵の物語を知らない人で、日本語では訳しにくいという”Loyalty”という言葉を感じる事ができる人には忠臣蔵原本を遥かに超える感情移入の爽快感と感動を強く共感でき、涙を共感できるでしょう。 ぜひぜひ劇場へ。
良い意味で普通に楽しめる作品
『ラスト・ナイツ』を鑑賞。
紀里谷和明監督の最新作で、ハリウッド初進出作品となっている。
紀里谷監督と言えば、宇多田ヒカルの元旦那で、もはや伝説として語られる駄作「CASSHERN」や少し改善が見られたものの奇抜な色使いや演出で決して良作とは言えなかった「GOEMON」を世に公開した監督である。さて、ハリウッド進出作となる今作はどうか。
中世ヨーロッパを思わせる架空の世界を舞台にした作品となっており、物語は忠臣蔵をベースに、武士道を騎士の掟に置き換えて展開する。
主君に忠義を尽くす武士(騎士)達の物語である。
結論から言えば、良い意味で普通に楽しめる作品に仕上がっている。ストーリーは意外性こそないものの脚本も上手く纏まっているし、世界観も統一感があって違和感は感じなかった。
重厚なサウンドや音楽も雰囲気を盛り上げる。
ただ、終始グレーを基調とした画面展開は暗く決して見やすいとは言えない事と、俳優陣に今ひとつ華が無いこと。そして忠臣蔵をベースにしている事からなのか「SWORD」の訳が「刀」となっている事が気になった。戸田奈津子さん、ここは「剣」で良かったのではないか。
「ファンタジー世界で描かれる忠臣蔵」
日本人監督がハリウッドに打って出るには悪くないテーマであろう。
海外での反応が気になるのと同時に、紀里谷監督の次回作にも期待したい。
ナイツは騎士だけど、やっぱこれは赤穂浪士討入りの武士魂だった。日本...
ナイツは騎士だけど、やっぱこれは赤穂浪士討入りの武士魂だった。日本人監督でこの形で撮らせて貰えるのが誇らしいし、様式美のこだわりが強い紀里谷監督作品好きなんだよな。今回も濃淡が墨水画みたいでアートだった。
静かでどっしり
彼がこのネタを日本で作る土壌がなかった結果の良作か。ライデンが途中から役所広司に見える位に腰の座った良い感じでした。世界中の歴史に垣間見る不変の物語。好きです。
ただ、端々で好演している役者さんに「あ!誰だっけ?」ってなるのが、楽しくも困ったところ。
あっという間
この監督の作品はじめて見ました。
話的には確か海外原作でしたよね、これ。
大元は忠臣蔵ですが。
映像は凄く綺麗。
見せ方が個人的に良くて、人の顔のアップだったり、風景だったりが凄く綺麗。
雰囲気にあってるんですよね、全てが。
話の展開的には忠臣蔵、と聞いてはいたのでこうだろうなぁというのは分かってはいましたが、それでも震えましたねw
美しいですよ、生き様も何もかも。
まぁ派手さは無いですが、話と映像で十分面白かったです。
最高にクールな復讐劇
なるほど、この映画は役者はほぼ外国人なのに関わらず、紀里谷和明さんは日本の映画ならではの味を盛り込んでいると思いました。いい意味で。
なんというか、こういった映画というのは本当にわかりやすいストーリーで、単純に楽しめると思います。
映像が美しく、また剣術の殺陣というのはとても見応えがあったし、なによりあの騎士たちがかっこいい笑
君主に対する忠誠心や一族の繁栄といった僕らでは味わうことのできないようなテーマにも新鮮味を感じました。
最後の終わり方が少し気になりましたが、あれはどういうことなのでしょうか…。
まぁただ、とても見応えがあった作品だったと思います。
洋風忠臣蔵。
忠臣蔵を知っていれば、ストーリー自体は、読める。
これは、しかたのない所。
あまり期待してなかったのだが、作品の出来は、かなり頑張ったと思う。
全体の雰囲気、設定とかも違和感なかった。
特に出演者は、なかなかの熱演ではないかな。
クライマックスは、なかなかの迫力、見物。
この出来なら十分堪能できる。
今後のこの監督作に期待をこめたい!!
日本の監督が作った映画でした
おもしろい映画でした。
前情報なく、飛び込みましたが、これは裏切ることなく、重厚な映画でした。
ストーリーは、西洋の忠臣蔵的な感じでしょうか。
分かりやすいストーリーでサプライズはないですが、殺陣もしっかりして、見応えありました。(^^)
期待以上‼︎
今までの作品とは異なり、派手な背景色や気が滅入るような重苦しさは無く、また説明調の長台詞やアクションシーンの間延び感も無く、ストーリーも分かり易くテンポが良いため、一瞬たりとも飽きさせず世界観に引き込まれてしまった。紀里谷作品としては観る人によっては奇抜さや色彩の物足りなさを感じてしまうかも知れないが、良い意味で普通の娯楽作品として完成されており、ある意味期待を裏切られ、観終わった後に心地良さが残った。
最初は観たい映画の候補にも上がっていなかったが、忠臣蔵(個人的に好きな題材)がベースになっていると知り急遽観ることにして正解だった。多分、(若い世代は分からないが)日本人のDNAには忠誠心や武士道の精神が組み込まれているのかも知れない。
主演のクライブオーエンは勿論だが、副官役のクリフカーチスのキャスティングが嵌っており、モーガンフリーマンの出演が重厚感を与えていた。また、首相役のアクセルヘニーの風貌や演技が狡猾だが臆病な役にピッタリで、名前は分からないが妻役の女優が私の好きなオリビアハッセイに似ていて、出演シーンがもっと多ければ正直嬉しかった。最後に伊原さんだが、堂々と演技をしていてハリウッド映画に馴染んでいる様が日本人として嬉しく思った。印象に残ったのは、城を追われる一族に対して敬意を払い剣を一閃させるシーンと、ライデンと剣を交える前に対峙するシーンが良かった。
忠臣蔵を知らない人も興味が無い人も、機会があれば映画館へ足を運んで観て頂きたい作品の一つです。
酷く美しい映画
息をのむ画面の美しさは、美術館や絵画を探し回ってたどり着いた色彩だそうです。
試写で監督のトークを聞く機会がありました。画面の四隅すべてに責任を持ち、また錚々たる俳優陣を無名の日本人映画監督でありながら集め作品を作り上げた彼の熱量は、この映画を見れば理解されると思います。
心が震える、素晴らしい映画でした!
こっからだ!
日本人監督が世界30ヶ国で買われるような映画を作れる、そのこと自体に夢があるというかそれが現実だと思うとワクワクしました。
ただ日本の映画会社だけが買わなかった、結果監督自身の会社が配給をする顛末…
若者の皆さん!こっからですよ!こっから!
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