「1時間を切って、結末が分かった。」ラスト・ナイツ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
1時間を切って、結末が分かった。
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『仁義礼智忠信孝悌』なんだから、主君が受けた不名誉な扱いに対する忠義であり、その他の
「仁は思いやり、
儀は道徳にかなうこと
礼は守るべき作法
智は物事を正しく判断する力
忠は真心、君主に仕える道
信は誠実
孝は父母を大切に
悌は兄弟仲良し」
となるわけだから、儒教の精神がなければ、武士とは言えない。少なくとも、大石内蔵助と吉良上野介の関係では無い。そもそも、忠臣蔵も儒教の精神の忠義だけに日があたり、その他を見落として伝承されている。しかし、大石内蔵助の討ち入りは、儒教の精神を否定しても、やむを得ない武士としての「滅びの美学」が内在している。つまり、彼等の行為(忠臣蔵の討ち入り)は儒教から見れば、エキセントリックなのだ。その大石内蔵助でも、討ち入りまでに冷静さを保っている。そして、万全の体勢で、一人も欠く事無く「忠義」を無事果たした。この映画の「討ち入り」は、ただの復讐劇やRPGに於ける「ボスキャラ倒し」でしか無い。残念ながら。
日本人なら分かると思うが、スター・ウォーズの方が「忠臣蔵」には近いと思うが。
忠臣蔵ではない。
追記
忠臣蔵の吉良上野介は悪者として伝承されているが、決して悪者ではない。
追追記
寧ろ、この映画の方が儒教なのかなぁ?
結末が勧善懲悪の儒教的。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ジャパンはこんな事は絶対に考え無い。ハリウッドだよー。それなら、スター・ウォーズダネッ。
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