女が眠る時

劇場公開日:

女が眠る時

解説

ベルリン国際映画祭で特別銀熊賞を受賞した「スモーク」などで知られる香港出身のウェイン・ワン監督が、ビートたけしを主演に迎えて挑んだ初の日本映画。一週間の休暇で妻とともに郊外のリゾートホテルを訪れた作家の清水健二。妻とは倦怠期を迎え、作家としてもスランプに陥り就職が決まっていた健二は、ホテルで無気力な時間をすごしていた。そんな健二が目を奪われたのが、初老の男・佐原と若く美しい女・美樹のカップルだった。プールサイドで異様な存在感を放つ佐原と美樹。それ以来、ホテル内で佐原たちを見かけるたびに、健二は2人の後をつけ、佐原の部屋をのぞき見るようになっていくが……。佐原役に、自作以外で主演を務めるのは2004年の「血と骨」以来となるビートたけし。健二役には「劇場版 MOZU」でもたけしと共演した西島秀俊。共演に忽那汐里、小山田サユリ。

2016年製作/103分/PG12/日本
配給:東映
劇場公開日:2016年2月27日

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(C)2016 映画「女が眠る時」製作委員会

映画レビュー

3.0他の方も書きている通り、評価の分かれる映画だと思う。 意味が分から...

2022年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

他の方も書きている通り、評価の分かれる映画だと思う。

意味が分からない。

でも、嫌いではない。

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カネナカ

3.5余韻が残る不思議な魔力

2022年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

最近、説明が丁寧で判り易い作品が多い中、久々に観た難解な作品だった。本作は、リゾートホテルに滞在した二組のカップルが織り成す異色ミステリーである。作家である夫は、作家を辞めて就職することになったものの、執筆活動に未練があり、次回作が書けずに悶々としている。編集者である妻も夫の再起を強く願っている。そんな夫は、偶然、ホテルのプールサイドで見かけた親子ほど歳の離れたカップルに興味を覚え、二人の不可思議な世界に溺れていく。

観念的な作品なので、几帳面に、場面、場面をジグソーパズルのピースのように嵌め込んでストーリーを明確にしようとすると、思考の迷宮に入り込んで、監督の罠に嵌ってしまう。意味不明な作品になってしまうので、美術館にいる感覚で、場面、場面を絵画のように楽しみたい。その為に、監督は、風景の美しさ、若い女性の瑞々しさなどの映像美で魅力的な場面を用意してくれている。

ラスト近くの夫を祝う会食シーンで、バラバラに見えたジグソーパズルのピース(場面)が一気に嵌め込まれ、ストーリーが垣間見える。プールサイドで、カップルを見るように促したのは妻。夫が見ていることがばれないように、帽子越しに見ることを勧めてくれたのも妻。そして、ラスト近くの夫を祝う会食シーンで妊娠していたのも妻。結局は、夫の再起を強く願っていた妻が仕組んだことだと推察できる。合点がいく。

本作は、鑑賞後、余韻がいつまでも残る。様々な場面がフラッシュバックしてくるので再解釈を試みるが、なかなか明快な答えに辿り着かない。思考の迷宮から抜け出せないので、また観たくなる。不思議な魔力を持った作品である。説明は極力排除して、映像表現主体で、解釈は観客に委ねるという本作の手法は作品を難解にする。しかし、謎めいている方が魅力的に感じるという人間の心理を巧みに利用しているので、劇中の夫が歳の離れたカップルに溺れたように、我々観客も、本作に魅了されてしまう。

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共感した! 4件)
みかずき

2.0覗き見たのは、狂気か愛か。

2020年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年7月18日

映画 #女が眠る時 (2016年)鑑賞

主人公の作家が現実と妄想の区別がつかなくなりつつ、名作が生まれたらしい

#リリー・フランキー と #新井浩文 は存在感がある一方で、違和感とか不快感とかそんなのが満載のいい役者さんだよね

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とし

0.5つまらない

2019年11月22日
PCから投稿

なにか空想してるところを撮って、最後は夢でしたとさ。
セリフはみんな棒読みです。
内容もないけどね。

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共感した! 1件)
アサシンⅡ