マジック・マイクXXLのレビュー・感想・評価
全28件中、1~20件目を表示
女性に笑顔をもたらすダンス
「マジックマイク ラストダンス」の前作。ロードムービーが入っていて出会いや再会があって、最後がダンス。「ラストダンス」は群舞が多かったけれど、これはダンサー5名それぞれの個性や(成功したい好きな)仕事も絡めたダンスが見られて面白かった。
女性のMCがかっこよい。お客さんはみんな女性で一緒に仲良く楽しんでいる、明るく、笑って、叫んで。本当にハッピーな空間と時間だった。男性(社会)ゆえに嫌な思いをしたり寂しかったり傷ついた女性がスタイルのいい男性のダンスによって癒やされる。女性に対するリスペクトも感じた。
こんな世界は存在しない。だから夢を見るために女性は来るんだろう。チャニング、いいね。
夜に光を放つピンクのイルミネーション
マッチョってなんだか可愛らしい
男の肉体美を堪能しよう!
ダンスは最高
「マジック・マイク」-(テイタムの自伝+ソダーバーグ演出+快演マコノヒー)=単なるマッチョメン・ショー
男性ストリップの世界を描いてアメリカでヒットした異色の青春サクセス・ストーリーの続編。
いきなり辛口。
前作より質落ち。
前作は男性ストリップというユニークな題材もさることながら、主演のチャニング・テイタムの実体験を基にしたという事もあって、物語的にも意外や真面目で見応えあった。
自伝に続編?
つまり今回は完全作り物のオリジナル・ストーリー。
前作のラストでストリップの世界から足を洗ったのに、再びストリップの世界に戻るマイク。
一応それなりの理由はあるにせよ、即急過ぎて説得力に欠ける。
大会に出場する為、旅に出る一行。
その旅のエピソード、珍道中が中身ナシで面白くない。
キワモノとまでは言わないが、見世物になってしまった。
前作がそうならなかったのはチャニング・テイタムの元ネタはあるにしても、スティーヴン・ソダーバーグの卓越した演出があったからこそ。
そのソダーバーグは今回プロデュースに回り、何より前作の最大の見所であった、ハイテンション快演を魅せてくれたマシュー・マコノヒーも出演せず。
これら2点は大きな痛手。
もう一人の主演格、アレックス・ペティファーも続投せず、残ったのは名も知らぬマッチョメンだけ。
見た目は筋肉ムキムキだけど頭は空っぽ、それを地で行く今回の続編。
とは言え、フィナーレを飾るパフォーマンスで、やっと映画的にもハッスル!
パワフル!ダイナミック!キレッキレ!セクシー!
女性は目が釘付け、男性も惚れ惚れ(?)の、マッチョメン・ショー!
意味も価値もない、続編
全28件中、1~20件目を表示